2022年 Precious 1月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』1月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、カシミアやキャメルといった上質素材ならではのやわらかな着心地と温もり感を生かしたパンツスタイルが大好評! オンからオフまで、着る人はもちろん周囲までも優しいムードで包み込むような装いに関心が高まっているようです。また、甘すぎない女性らしさが光るスカートの着こなしにも多くの票が投じられました。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】ベージュのファーベスト×ベージュのニット×ベージュのパンツ
着心地のいいシンプルなニット&パンツには、ふんわりとしたファーベストや、ハンサムな大ぶり時計、ゴールドバックルが煌めくワンハンドルバッグなど上質なベージュを丁寧に重ねて。
ファー&リッチ小物でベージュトーンに艶やかな奥行きを授けた着こなしに、「優しい色合わせが今の気分」「肩の力が抜けた上質なエレガントカジュアルを真似したい」などの反響がありました。
【9位】キャメルのケープコート×黒ブラウス×黒パンツ
ゆったりとしたフレアシルエットに仕立てられた、ピュアキャメル素材のケープコートが目を引くコーディネートには、「ドラマティックにひらめく様子が素敵」という声が多数。丸いカッティングの裾が歩くたびに揺れて、着こなしに躍動感を生み出します。
ハイネックブラウスやパンツは黒で統一しシックにまとめることで、主役のコートを一段と引き立たせている着こなしです。
【8位】ベージュのコート×オフ白ニット×淡ベージュのニットパンツ
リラックス感漂うニットパンツは今シーズンの注目アイテム。上質なカシミアのニットパンツをきれいに着こなすには、オフ白〜ベージュのクリーミーな洗練トーンでまとめるのが正解です。軽やかなダブルフェイスのウールトレンチコートをさらりと羽織れば、上品なアクティブスタイルが完成!
こちらのコーディネートには、「ニュアンスの違うベージュの重ね方が参考になる」「スニーカーの日に取り入れたいエレガントカジュアル」といったコメントが届きました。
【7位】シルク混ウールツイードのセットアップ×黒ニット
「堅すぎずラフすぎずのバランス感が絶妙でかっこいい」「かっちりとしたオーバーシルエットが新鮮」「仕事ができそうに見える」などの感想が届いたのは、シルク混ウールツイードのセットアップをビジネスシーンで着こなした装い。メンズライクな雰囲気とたっぷりした生地感が魅力です。
ボクシーなシルエットのシャツをワイドパンツにタックインすることで、スタイルアップのみならず、着こなしを立体的に仕上げるのがポイント。足元にはショートブーツを合わせ、トレンド感を意識するのも抜かりなく!
【6位】オフ白ジャケット×オフ白ニット×グレーのパンツ
驚くほどの軽やかさで至福の着心地をもたらす、ベビーカシミアのダブルフェイスジャケットを基調にオフホワイトでまとめた着こなしには、「まろやかな白の組み合わせが上品」と回答した読者が多数。パンツや小物でグレーの青みを添えることで、知的な印象が上乗せされています。
また、「新年を迎えた1月にふさわしい清潔感とフレッシュさがある」と答えてくれた方も。心機一転したい気持ちを表したり、高めたりするためにも、こんなクリーンな白の着こなしが役立ってくれそうです。
【5位】白ブラウス×パステルピンクのウールパンツ
繊細に透けつつ、適度にハリのあるウール×シルク×ナイロン素材が構築的なフォルムを描くブラウスは、ニットとはひと味違ったエレガンスを表現。たっぷりとしたタートルネックやドロップショルダーも表情豊かで、一枚で様になるアイテムです。
落ち感のある、パステルピンクのウールパンツを合わせれば、気品と親近感を併せもつ着こなしに。「シンプルなパンツスタイルだけどさりげない女性らしさがある」「ふんわり感のあるブラウスが新鮮」「春に向かうときめきが感じられるスタイル」など、さまざまなコメントが寄せられました。
【4位】マスタードイエローのコート×ブラウンのニット×マスタードイエローのスカート
「上質な素材感と色合いがマッチして、温かみと切れ味が共存している」「鮮やかだけど冬にぴったりなカラーが目を引く」などの反響を呼んだのは、一緒にいる人まで気分が上がるような、美しいマスタードイエローを軸にした着こなし。
カシミア地を手作業でシームレスに縫い合わせたダブルフェイスコートは、リブ編みの襟も相まってふんわり軽やか。リッチに揺れるレザープリーツスカートとのコントラストも粋で、異なるテクスチャーが奥行きのある動きを実現します。
【3位】黒ニット×膝丈の黒スカート×黒フラットシューズ
長らくトレンドから遠ざかっていた印象のある膝丈スカートが、人気再燃の兆しあり。大人であるほど着こなすのが難しくなるアイテムも、タイツを一緒に装える寒い時期ならぐっとハードルが下がります。
スカートの後ろにタックをあしらった甘さのあるスカートはを、シルエットを際立たせるように黒で辛口に仕上げ、インパクト小物を効かせて。フラットシューズで抜け感を出すのも今っぽいバランスに仕上げる秘訣です。
「すっきりと洗練されたシルエットが印象的」「オールブラックでも軽快さがある」「エレガントさとかわいらしさ、そしてかっこよさも兼ね備えた着こなし」など、ベーシックだけど新鮮な膝丈スカートのスタイルが注目されました。
【2位】コーラルピンクのニット×オレンジのスカート
「明るいカラーリングで元気が出そう!」と好評だったのは、コーラルピンクのニットとオレンジのスカートを組み合わせた着こなしでした。コーラルピンク×オレンジは、色なじみがよく、肌映えする美人配色のひとつ。寒さに縮こまりがちな冬こそ、気分を上げる効果絶大な色合わせに挑戦してみては?
デザイン性の高いパールネックレスでコンサバ感を払拭するテクニックも、ぜひ取り入れてください。
【1位】白ケープ×黒ニット×黒パンツ
圧倒的な得票差で1位に輝いたのは、波打つように揺れる白いケープを主役にした華やかなモノトーンスタイル。深いVラインから立ち上がる黒タートルを、黒のスティックパンツでつなぐ隠れたIラインが、すっきりして見える決め手になっています。
「上品かつかっこいい」「シンプルだけどゴージャスで記憶に残る装い」「シーンを問わず使える着こなし」「洗練されていて知的な印象」「タイムレスにおしゃれなコーディネート」「組み合わせのバランスが絶妙」などなど、モノトーンながら遠目にも華やかな佇まいに多くの高評価が集まりました。
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以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」2022年1月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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現在発売中の『Precious』2月号は、ライフスタイルを創刊以来初の大特集として展開。「ずっとそこにいたくなる」居心地のいい家、キーワードで読み解くインテリア作りの美学など、思わず実行してみたくなるアイデアとスタイリングをご紹介しています。そのほか、大人の休日を満たす「ウィークエンドカシミア」、真冬のおしゃれを刷新する「洒落感」アプローチ、人気連載「IE Precious」スペシャルバージョン、「極選エイジングケアアワード」など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious1月号』小学館、2022年