海外ドラマの食事シーンはなぜ、あんなに食欲をそそるのか!? グルメで味わい尽くす「ドラマ飯」
おいしそうに食べる姿、食欲を刺激する盛り付け、どこからともなくいい香いがしてきそう! そんな「ドラマ飯」を妄想と共に楽しみましょう。
『アンという名の少女』の誕生日ケーキ
L・M・モンゴメリ不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化。想像力豊かな、孤児のアンの成長を描く。
白い花と木の実で飾りつけたクラシカルな見た目も素敵
「養母マリラのつくる料理は、どれも素朴で愛情たっぷりでおいしそう。なかでもアンの16歳の誕生日に用意された手づくりケーキは印象的です。おそらくバタークリームでコーティングされていて、濃厚でまろやかな味わいを想像します」(三好 彩さん・スタイリスト)
『悪霊狩猟団:カウンターズ』のククス
特別な力をもつカウンターたちが、昼は「姉貴麺屋」の店員、夜は悪霊退治をする正義の味方に。
野菜をトッピングしたヘルシーな韓国の麺料理
「悪霊退治をする主人公たちのアジトが、行列のできる麺屋さんという設定に笑います。昼間は一般人を装いククスの仕込みで大忙し。丁寧にとる煮干しだしのスープがおいしそう!」(宮田典子・Precious企画担当エディター)
『梨泰院クラス』のスンドゥブチゲ
大手飲食会社チャンガの会長と息子に父を殺されたパク・セロイ。梨泰院に自分の店を開業し、会長と激しく対立する。
セロイの信念と父親への愛が詰まった特別なチゲ
「セロイが営む『タンバム』の看板メニュー・スンドゥブチゲは、彼の父親の思い出が詰まったもの。仲間たちと試作を重ねてつくり上げたチゲは、きっと味わい深いはず!」(望月みちかさん・フォトグラファー)
『デスパレートな妻たち』のポットロースト
アメリカの郊外に住む主婦たちが繰り広げる、波乱万丈な日常を描いたコメディ&サスペンスドラマ。
完璧主義のカリスマ主婦、ブリーがつくる夫の好物
「ブリーは料理好きで、劇中でもレシピ本を出版するほどの腕前。牛肉などの肉とじゃがいもなどの野菜類を煮込む料理ポットローストは、ブリーのレシピ本があればぜひ試してみたい一品です。ワインに合いそう!」(須川千恵子さん・webディレクター)
- ILLUSTRATION :
- 佐藤 薫
- EDIT&WRITING :
- 本庄真穂、正木 爽、宮田典子(HATSU)、喜多容子(Precious)