【 行正り香さんがセレクト&ナビ 】贅沢「お取り寄せ鍋」と泡の極上ペアリング
新しい1年が始まり慌ただしいなか、そんな時の味方が、進化した「お取り寄せ鍋」。豪華な食材を少しずついただけるお取り寄せの「鍋」が、時代の変化に乗って進化しています。 家族で、おもてなしに、大好きな「泡系」と合わせて楽しみたい!
いくつもの食材を揃えるために奔走し、下準備に時間をかける必要もありません。材料がすべてセットで届くから、ほぼ、煮込むのみ。用意すべきは、簡単な前菜と、キリリと冷やした泡のお酒だけ。鍋をお取り寄せすれば、食事の時間をいつもよりゆっくり楽しめます。そんな贅沢鍋の楽しみ方を、料理研究家の行正り香さんに教えてもらいました。
今回は、行正り香さんがセレクト&ナビする「進化系・お取り寄せ鍋」を4点まとめてご紹介します。
1. 京都・祇園丸山の「京野菜白味噌鍋と松葉蟹ご飯」
京都の冬を感じる鍋とご飯のセット。スープには老舗“山利商店”の白味噌を使用。野菜が中心なのに満足できる食べ応え。
京都・祇園丸山の「京野菜白味噌鍋と松葉蟹ご飯」の詳細はこちら
2.滋賀・比良山荘の「猪と冬野菜の鍋」
冬だけの特別なごちそうである天然の猪肉300gが、美しく盛りつけられて届く。野菜は、霜が降りると甘さととろみを増すねぎ、美しい自然の中で自生するクレソンなどシンプルな組み合わせで、どこか懐かしい栃餅もうれしい。甘めのスープは昆布とかつお、はちみつがベース。「料理屋ならではの季節の香りも届けたい」と、ゆずの皮を削るためのミニおろし金と刷毛もセット。その心遣いに胸も胃袋も熱くなる。
3.京都・MOTOIの「ブイヤベース鍋」
伊勢海老、国産はまぐり、3時間酒蒸しにしたあわび、炙ったほたてに天然の白身魚、オマール海老のムースと豊富な魚介に、京都大原の野菜やきのこ、生麩など20種類以上がセットに。1日60件以上の予約が入る人気の鍋は、「開けてすぐにおいしく食べられるように」と、食材は前田シェフ自らが買い出し、切り出している。ふわふわに削り出されたペコリーノチーズもうれしい。
※店名の「MOTOI(モトイ)」は「I」の上にサーカムフレックス(山形記号)が正式表記です。
4.東京・チニャーレ エノテカの「すき焼き鍋」
東森シェフ評判のすき焼き。短角牛の肩ロース肉は6枚で400gとうれしいボリューム。季節の野菜もたっぷり入り、せりや山椒の芽、ゆずなど香り高い食材や、車麩、焼き豆腐、すき焼き用に厳選した卵6個もセットに。シメのご飯に、小粒で寿司のシャリによく使われる山形の「雪若丸」2合と、漬物まで付いてくる。割り下は300mlが2本。余ったら、鶏つくねを落としてもおいしい。
※掲載の商品の価格は、すべて税込みです。
※この特集の情報は2021年12月15日現在のものです。商品の内容や梱包、配送地域、販売期間は変わる場合があります。
- PHOTO :
- 神林 環
- STYLIST :
- 澤入美佳
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、池永裕子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 上田みゆき
- 料理 :
- 行正り香