銀座四丁目のシンボル、和光の時計塔が迎える「90年」を祝して
銀座のランドマークとして知られる、和光本館と時計塔。現在の時計塔は1932年に竣工した二代目で、今年竣工90年を迎えます。また、2022年は和光の設立75年でもあるというダブルのメモリアルイヤー。そこで、「時計塔90年」を冠した限定品をはじめとする記念アイテムが続々と登場します。
第一弾として2022年2月24日(木)より発売が予定されているのは、コンテンポラリーなデザインが魅力のリングと、イタリア発のレザーブランド「マウロ・ゴベルナ」のバッグ、時計塔の文字盤に着想を得たという江戸切子グラス、時計塔をモチーフとしたリモージュボックスの4点です。
本記事では、この4点について詳しくご紹介します。
■1:人×時×街、3つのつながりを描く美しいフォルムのリング
テーマは「和(輪)」。3つの輝く輪の組み合わせが、「人」「時間」「銀座の街」のつながりを表現しています。どの方向からもつけられ、その方向によってさまざまな表情を見せてくれるというコンテンポラリーなデザインです。写真以外の素材の組合せもオーダーメイドが可能なので、好みのスタイルを選んで。
■2:革本来の美しさと優しい春色を楽しめるバッグ
和光が長らく信頼を寄せる、イタリア発のレザーブランド「マウロ・ゴベルナ」。以前好評だったデザインを、時計塔の竣工90年にちなみ、春らしい新色を含めた9色をラインナップ。シンプルながら軽量で取り回しがよく、エレガントな所作に導きます。特製のバッグチャームが付属予定です。
■3:青空のように晴れ渡る心を願う、江戸切子グラス
高野秀德氏による繊細で美しい江戸切子は、澄んだブルー。この色は時計塔の文字盤にあやかっただけでなく、不安の多い現状で、人々の気持ちが青空のように晴れてほしいという願いが込められたもの。
時計塔の文字盤と同じ4面のカットには、伝統的な文様である菊繋ぎと籠目を交互にデザイン。下部の縦菱(千本)カットは、90年に合わせて90本刻まれています。底面の十文字は銀座四丁目の交差点をイメージし、交差点から生まれる一人ひとりの物語をイメージした笹の葉カットが伸びるデザインに。
■3:銀座四丁目交差点をかたどったリモージュボックス
「リモージュボックス」とは、嗅ぎタバコや付けぼくろの収納等に使っていたというフランス・リモージュ地方で作られる小箱のこと。今までにも和光本館をそのままリモージュボックスにしたデザインを制作してきましたが、今回は90年記念のスペシャル仕様に。
「90TH ANNIVERSARY」の文字が刻まれ、ボックスを開いた底には初代時計塔がペイントされています。愛らしいミニオブジェは、和光の紙袋とギフトボックスがモチーフ。
以上、和光の時計塔竣工90年を記念する特別アイテムについてご紹介しました。メモリアルイヤーにふさわしい、上質で美しい品々です。ぜひチェックしてみてください。
※掲載した商品の価格は、すべて税込です。
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- Precious.jp編集部