パウダーカラーは柔らかなトーンなので、上品さも叶えてくれるまさに大人にとって理想のカラーです。いつもの冬コーディネートを春へと繋がる装いへアップデートし、移ろう季節らしさを味わってみてはいかがでしょうか。
■1:キャロライン・イッサは…バイカラーコートでなじませ気軽に取り入れて
雑誌『TANK』の創設者兼ファッションディレクターのキャロライン・イッサを、ロンドン ファッションウィーク中のストリートでキャッチ。バイカラーコートを使って部分的にパウダーカラーを取り入れれば、気兼ねなくチャレンジすることができます。
グレージュのハイネックニットトップスに、センタープレス入りが美脚見えを叶えるベージュパンツ、そしてエクリュブーツを合わせ優しいニュアンスカラーコーディネートをメイク。そんな柔らかな装いには、パウダーイエローとブラウンのバイカラーコートがよく似合います。カーキのパイピングが施されているので、スパイスがひとさじ加わってシックなムードも手に入れました。
■2:タマラ・カリニックは…パウダーブルー×白が効く透明感あるカジュアルスタイルを堪能
パリでスナップされた、トップインフルエンサーのタマラ・カリニック。カジュアルの定番であるブルーデニムにパウダーブルーアイテムを組み合わせた、ワンカラーコーディネートを披露しました。
慣れ親しんだブルーデニムも、パウダーブルーのキルティングダウンコートとバッグを組み合わせたことで、ぱっと明るくなり目を引く着こなしに変わります。さらにコートには白のピンストライプが施されているので、透明感も宿ります。
デニムにマッチするスニーカーでも白をリピートし、全体の調和を意識。どこまでも軽やかな、冬から春へと繋がるスタイルが完成しました。
■3:シャーロット・グレネヴェルドは…パウダーグリーンのレーススカートで軽快に
NY ファッションウィークを訪れていた、ブロガー、インフルエンサーのシャーロット・グレネヴェルド。待ち遠しい春の訪れを、軽やかなパウダーグリーンのレーススカートで先取り。
ベージュのハイネックニットトップスに、ビターチョコのようなブラウンのムートンフライトジャケットを合わせぬくもり配色へ。ボトムにはトップスと対照的な、爽やかなパウダーグリーンのカットワークレーススカートをセレクト。トップスに重厚感があるからこそ、スカートの軽快さが一層際立ちました。
バッグはピュア白を選び、上半身高めの位置にセット。そうすることでテンションの異なるトップスとボトムスのバランスをうまく溶け込ませることができます。
冬の着こなしに春気分をミックスさせたい。そんな気持ちにマッチする「パウダーカラー」の活用法をご紹介しました。季節の狭間だからこそ楽しめる、絶妙バランスのコーディネートを是非楽しんでみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香