タイドアップの印象を左右するのがネクタイの柄選びといっても過言ではない。無地やストライプなど汎用性の高いシンプルな柄が好まれているようであるが、遊びの効いたクレスト柄なんてのもおすすめだ。もともと貴族の紋章を図案化してものであるクレスト柄は、ネクタイの中でもクラシックな印象が強い。使い勝手がありながらも、小紋柄が良いアクセントとなり洒落感の中に知的さを感じさせる。しかしながら使い方や選び方を間違えるとやや古臭いイメージになってしまうネクタイでもあり、最近ではポピュラーとは言い難いのも事実。そこで、メンズプレシャスでは、『シップス』のエクスクルーシブブランドである「プッチーニ」に注目した。今シーズン、多彩にラインナップされている中から、おすすめデザインをピックアップしたので紹介する。

今また新鮮な、クラシックなクレスト柄のネクタイで知的な印象を!

無地のような感覚で!

ネクタイ各¥12,980(シップス 銀座店〈プッチーニ フォー シップス〉)

シンプルな小紋柄のクレストタイは、無地と同じような感覚で合わせられるので使い勝手が良い。高密度に織り上げられたシルクは控えめな光沢があり、ビジネススタイルにおいて品格を増してくれるネクタイだ。クラシック過ぎず、いつものビジネススタイルに取り入れやすいバランス感が絶妙。これぞまさに現代的なクレストタイである。

トラディショナルな雰囲気に!

ネクタイ各¥12,980(シップス 銀座店〈プッチーニ フォー シップス〉)

小紋柄のベースに、ストライプが入っているタイプのネクタイをロイヤルクレストタイと呼び、通常のクレストタイよりもさらにトラディショナルな雰囲気を感じさせる。ストライプのカラーリングがはっきりとしているので、Vゾーンの良いアクセントになるだろう。シップスが書き下した社名を彷彿とさせる船のモチーフ柄が面白く、カジュアルな印象も漂う。ネイビーブレザーに、オックスフォードのボタンダウンシャツ等のトラッドスタイルと合わせるといいだろう。

以上、『シップス』のエクスクルーシブブランド「プッチーニ」のクレスト柄ネクタイを紹介した。どのデザインも、『シップス』らしいトラッドスタイルに相性が良く、配色やパターンも現代的で使いやすくなっているので、普段のスーツスタイルやジャケットに取り入れれば、新鮮さを演出できることだろう。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

シップス 銀座店

TEL:03-3564-5547

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹