流行りに流されない本物の価値ある服を求める時代背景と、アメリカブームの再熱が重なり、今アメリカブランドは注目の的である。そんな中、奇しくもあらゆる変遷を遂げてアメリカ製による物作りを再度掲げた「サウスウィック」は、今まさに手に入れたいブランドである。この先何十年経とうとも、変わらない信念と価値を持つ正真正銘のアメリカ製の服は、IVYブーム全盛期を知る世代だけでなく、今の若い世代にも知ってほしい。
懐かしくもあり新鮮でもある「サウスウィック」のマドラスチェックジャケット
かつて「サウスウィック」が製作していたアイビーリーグの定番モデル「CAMBRIDGE(ケンブリッジ)」をそのまま継承したジャケット。ナチュラルショルダー、パッチアンドフラップポケット、3つボタン段返り、ラペルの5/16ステッチ、パッチポケット(胸)、センターフックベントなど、あらゆるディテールを再現し、アメトラにおける正統派な一着。鮮やかなマドラスチェックは、マドラスの起源であるインド製マドラス生地を使用している。シャツ生地のように柔らかく軽い着心地は今日的な感覚と言っていいだろう。『シップス』がアメリカにて新たに開拓した工場にて縫製を行い、その徹底したこだわりは、文字通り、『メイド・イン・USA』を掲げるにふさわしい1着だ。
古臭さを微塵も感じさせないアメトラスタイルはこれ!
どうしたってアメトラスタイルは古臭い!と感じている方であっても、「サウスウィック」が展開しているアイテムでコーディネートすればそんな心配は無用だ。現在ネクタイを除き、ジャケットやシャンブレーボタンダウンシャツやチノトラウザーズなどのアイテムはすべてアメリカ製であるからして、洗練されたアメトラコーディネートが可能だ。
今や『メイド・イン・USA』を謳ったファッションアイテムは貴重な存在であるからして、「サウスウィック」のアイテムは特別と言えよう。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊