2022年は12年ぶりの寅年。老舗和菓子店「とらや」では「とらやと楽しむ寅年」と題し、「たくさんの方と喜びを分かち合い、寅年が、明るく楽しい一年となりますように」との願いを込めた、特別なお菓子の販売やギャラリーの展示などが行われます。

虎をモチーフとした新しい羊羹も3種類発売予定。本記事では、そんな寅年ならではのとらやの新しい「虎」羊羹をご紹介します。

季節によって違った「虎」を楽しむ… 虎をモチーフとした羊羹3種

■1:虎豆を虎の子に見立てた、虎豆入蒸羊羹「子虎跳ねる」

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虎豆入蒸羊羹「子虎跳ねる」中形 ¥2,160

2022年4月16日(土)〜5月上旬に販売予定の、虎豆入蒸羊羹「子虎跳ねる(ことらはねる)」です。模様の入り方が虎に似ていると言われる虎豆を、黄の蒸羊羹に散らし、黒の蒸羊羹と重ね合わせています。虎豆を、元気にじゃれあう虎の子どもたちに見立て「子虎跳ねる」と名付けたそう。

虎豆を使った羊羹は、とらやでは初の試み。虎豆のほくほくとしたやさしい甘みと、餡に小麦粉や葛粉を混ぜて蒸しあげた、ほどよい弾力の蒸羊羹との相性のよさをお楽しみくださいね。

■2:風を切って走る勇猛果敢な虎を表現した特製羊羹「虎颯」

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特製羊羹「虎颯」中形 ¥1,944

2022年6月1日(水)〜6月中旬に販売予定の、特製羊羹「虎颯(とらはやて)」。

菓銘の由来となったのは、「虎は千里往って千里還る」ということわざで、昔から虎は勇猛かつ霊妙な動物として知られてきました。とらやの暖簾にも、このことわざと「虎嘯けば風騒ぐ」という言葉を合わせた造語「千里起風」という印判が押されています。

特製羊羹「虎颯」は、黄の琥珀羹と黒の煉羊羹の直線を用いて、風を切って颯爽と走る勇猛果敢な虎が表現されています。

■3:月光に照らされた神々しい虎を表現した湿粉製棹物「月夜の虎」

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湿粉製棹物「月夜の虎」中形 ¥1,944

2022年9月1日(木)〜9月中旬に販売予定の湿粉製棹物「月夜の虎」。黒砂糖入の小倉羊羹を、そぼろ状にした黄と黒の餡で挟み、蒸しあげた和菓子です。

黒砂糖入の小倉羊羹が入った湿粉製棹物も、とらやでははじめての試み。定番の煉羊羹「おもかげ」と同じ、西表島産の黒砂糖が使われており、丸みのあるやさしい味が特徴です。

小倉羊羹はふけゆく夜の静けさを、黄と黒のそぼろは、月光に照らされて一段と神々しく見える虎を想い起こさせる、情緒あふれる意匠です。


いずれの商品も期間限定販売で、なくなり次第終了となります。一部取り扱いのない店舗もあるためご注意を。

時期によって違った趣を見せる、とらやの「虎」羊羹。虎豆を使った羊羹や、黒砂糖入の小倉羊羹が入った湿粉製棹物など、新しいとらやの味にも注目です。

みなさんもとらやと共に、もっと「寅年」を楽しんでみてくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

とらや

「とらやと楽しむ寅年」スペシャルサイト

この記事の執筆者
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