『Precious』3月号では、『輝き続ける人の「美のルール」』と題し、いくつになっても、いつ会っても、変わらず輝き続ける人たちの「美のルール」を特集しています。
忙しい毎日で時間に追われていても。気分がのらない日でも。自分らしく、美しくいるために、いつもきれいなあの人が心掛けているセルフケアを教えてもらいました。
今回はその中から、料理研究家で生活空間プランナーの行正り香さんの「美のルール」をお届けします。
「4・3・3・2・1」に「5000」無理のない目安で日々を心地よく|料理研究家・生活空間プランナー 行正り香さん
太りやすい年代になってから、食事量は「4・3・3・2・1」を目安にしています。ごはん・たんぱく質・野菜・牛乳やチーズ・果物の摂取量を小さめのこぶし大で換算したもので、ごはんならこぶし4つ分というふうに、この量を1日の食事量の目安とし、1週間単位で調整しています。
病院食を参考に考えたもので、私はこの量を超えると太るんです。肌や体をつくるたんぱく質は意識しないと足りなくなるので、年齢を重ねるほどとるようにしています。こんなふうに、健康や美容では無理のない目安をもつと続きやすいです。
睡眠は「7」時間、ウォーキングは「5,000歩」を「40分」以上かけて。40分以上歩くと、何かに固執する嫌な考えが消え、気持ちが切り替わり、自分が変わる実感があります。
【行正り香さんの美のルール】for Beauty Routines
Q1:スキンケアの習慣は?
保湿と日焼け対策
生活紫外線対策に家でも日焼け止めは必ずつけます。保湿は、質以上に量派。顔や体にたっぷりつけています。
Q2:メイクのこだわりは?
カバー力の高いファンデは部分づけ
BBクリームをつけた後、シミが目立つところにだけ「カバーマーク」の『ブライトアップ ファンデーション』を。
Q3:ヘア&ボディケアの習慣は?
毎月のジェルネイル
20年続けている、日常で気持ちを上げてくれる美容。手先など目につく部分がきれいだと、気分も上がります。
Q4:食生活のこだわりは?
添加物をとらない
日々料理をし、ドレッシングも寿司酢とオリーブオイルでつくったりするなかで、実は添加物フリーな生活に。
Q5:大切にしている言葉は?
「You only have one life」
『存在の耐えられない軽さ』の一文。人生一度きりなら、いつ何が起こっても楽しかったと思えるように生きたい。
Q6:美しいと思う人は?
与えることができる人
インプットしたら必ずアウトプットする。与えることで情報も人生も回りだす。それが素敵な生き方だと思います。
- PHOTO :
- 神林 環
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、五十嵐享子(Precious)