大人が取り入れるべき「流行TOPICS 5」
ベーシック派のプレシャス世代にも取り入れやすく、着映えるものをリストアップ!
これから春にかけて、どんなアイテムをすくい取って(=Drip)、何を手放す(=Drop)のか、迷った際の参考にぜひどうぞ!
1:顔周りがパワフルに華やぐ「ボリュームチョーカー」で視線を集めて!
リアルなショーの復活に沸いた今季、モデルたちの首元には、遠目でも映えるボリュームチョーカーが急増。太めのチェーンや大ぶりパールを首に添わせるあしらいは、表情も明るくポジティブに演出。
デザインに遊びのあるコスチュームジュエリーで、まずは気負わず楽しみたい。
【CHANEL】
コスチュームジュエリーの名品、「シャネル」のチョーカーは、大人の日常使いに最適。シンプルな白Tシャツにも小粋に映える!
2:優しい表情にうっとり「クロシェアイテム」が急浮上
手仕事や職人技への関心はますます高まり、クラフト感のあるものが多彩に。なかでも今季は、クロシェ編みアイテムの人気が広がり、色とりどりのノスタルジックなものから、ワンカラーの都会的なものまで充実。
懐かしさのあるその味わいは、佇まいも優しくチャーミングに魅せる効果が。
【クロエ】
ナチュラルなリネンドレスを飾る、マルチカラーのクロシェ編みは、手仕事の温もり感が溢れてハートフル! フリンジも愛らしい。
【SAINT LAURENT】
ナチュラルラフィアを伝統的な技術で編み、軽やかでモダンなラウンド形に。
【DOLCE&GABBANA】
上品なフォルムに、晴れやかなホワイトのクロシェ編みがラグジュアリー。
3:大人のデイリーユースに適う優秀素材が続々「サステイナブル」は完全なるスタンダードに
サステナビリティへの取り組みは、もはやファッションにも深く浸透。多くのトップブランドが積極的に推進し、目覚ましい成果を挙げています。
私たちが直接手にするアイテムにも、環境負荷の少ない新素材が、バリエーションをもち数多く登場。ごく普通に、ものの背景にも共感を抱いて、未来に貢献できるのがうれしい。
【STELLA McCARTNEY】
モダンなジャケットは、トレーサブルウール100%。動物福祉や環境への責務に努める農場の原料を使う。
【PRADA】
「プラダ」はアイコンのナイロンバッグに、無限にリサイクルできる再生繊維を取り入れるプロジェクトをスタート。
4:豊かな自然の恵みを象徴する「ブライトグリーン」でパワーをチャージ!
さまざまなきれい色がときめきを誘う今シーズン。みずみずしい木々や葉を思わせる、明るく鮮やかなグリーンも、目に優しく、心が癒やされる色として注目に。
特に新鮮なのは、エメラルドやシトラスグリーンのような濁りのない発色。パワフルかつポジティブな印象を醸し出し、コーディネートを活性化してくれます。
【BOTTEGA VENETA】
爽やかなシトラスグリーンに、ロゴのアルファベットがチアフル。2重構造の編み地の間にパッドを入れ、弾力をもたせたユニークな風合いも楽しい。
【MISSONI】
新緑のように清々しいイエローグリーンのニットスカート。しなやかなシルエットや長め丈も旬。
【TOD'S】
エメラルドグリーンのカーフバッグで、ノーブル&エネルギッシュに。小脇に抱えやすいサイズが軽快。
5:おしゃれ上級者のマストバイ「ライトブーツ」を味方にせよ!
秋冬にヒットしたショートブーツが、春らしい軽やかなデザインに進化してお目見え。白やベージュのようなライトカラー、オープントウ、艶やかな光沢素材などの、フレッシュさをまとったアイテムは、新たな季節の第一歩に最適。
程よいボリューム感は、春の初めのコートやジャケットとも好バランス。
【DIOR】
スポーティなレースアップに、ロゴソックスと彫刻を彷佛とさせるゴールドヒールが優美に調和。
【LOUIS VUITTON】
ドレッシーな黒パテントながら、広めに開いたトウや太ヒールが活動的なハイブリッドデザイン。
<Drip or Drop?>
ここからは、すくい取る(=Drip)ものと、手放す(=Drop)ものの境界をどう見極めるか、3つのアイテムについてお届けします。
大人がミニスカートに挑戦するなら
今シーズン、ランウェイで目立ったミニスカート。肌見せトレンドが期待されるなか、脚に自信がある場合は大人もぜひ挑戦してほしいという声が。
その一方、ヒール靴でシンプルに合わせると、ひと昔前のエレガンスと紙一重、というのも事実。短すぎない知的な丈、長めアウター、低めのヒール…などが、大人の成功ルールと心得て。
ダッドスニーカーはヘビーすぎる?
スニーカーブームはまだまだ続くけれど、いわゆるダッドスニーカーと称されるハードなボリュームのあるものは、エレガントな兆しの見えた今は、お休みさせておくという意見も。
これからも愛用するなら、ワントーンの着こなしのポイントにしたり、華やかさのある新モデルを選んだり、きれいめにスタイリングするのが大切。
人気の続くオーバーシルエットは…
女らしさを醸し出すビッグブラウスやボクシージャケットなどの、オーバーシルエットは今季も健在。ただし、ボディラインもまったくわからないようなズドンとしたシルエットは、もうトレンドの圏外。
エレガントなデザインも、適度に肌を出し、ボトムを細身にするなど、メリハリをつけた着こなしでバランスよく装うようにしたい。
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
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- 佐藤 彩
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- ILLUSTRATION :
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- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、喜多容子(Precious)