感謝の気持ちやお祝いの心を形にするフラワーギフトだから、自分が気に入っているセンスのよいものを贈りたい…。そう思っていたときに出会ったのが、フラワーアーティスト・岩井 淳さんでした。
彼が手がけるアレンジメントは、花器も含めてデコレーションをしているので、すっきりとモダンなたたずまい。なかでも白を基調としたデザインは、グリーンの草花を溶け込むように加えたり、花の実をアクセントにしたりと、華やかなのに、どこか優しい雰囲気。眺めているだけで、心が和みます。
大切に思う友人や仕事関係者に喜んでもらいたいから、ことあるごとにオデオンのアレンジメントを贈っています。忙しくてお店に伺えないときは、電話で依頼をすることも。私の好みやセンスを理解してくださっているので、信頼してお任せできるところもうれしいですね。
■岩井 淳さんは、世界的に活躍するパリのフラワーアーティスト、クリスチャン・トルチェのもとで修業をした日本屈指のフローリスト。季節の花をふんだんに使用したアレンジメントは、シンプルかつエレガントで、パリのエスプリを感じさせる仕上がり。
問い合わせ先
- TEXT :
- 白井艶美さん スタイリスト
- BY :
- 『Precious10月号』小学館、2016年
- クレジット :
- 撮影/小池紀行(パイルドライバー) スタイリスト/白井艶美 構成/小林 綾