Vゾーンを意識する際はネクタイに注目しがちであるが、それは仕立てのしっかりしたシャツがあってこそできるというものだ。周囲に与える印象を決める上でも欠かせないからこそ、提案したいのが既製シャツ専門ブランド「麻布ザ・カスタムシャツ」のシャツだ。多彩なラインナップの中からビジネスに使いやすい基本の襟型を4つピックアップしたので、着こなしの参考にしていただきたい。
スタイルを印象付ける「麻布ザ・カスタムシャツ」の襟型4選
■1:ワイドスプレッドカラー
100〜120度の広角な襟羽開きが特徴的なワイドスプレッドカラーは、エレガントなスタイルで大人の余裕を感じさせる。ウェルドレッサーのウィンザー公が愛した襟型もこの襟型。
■2:セミワイドスプレッドカラー
今では襟型の基本であり、どんなスーツやネクタイとも相性が良いのが、このセミワイドスプレッドカラー。襟の開きが90〜100度のもので、スーツ発祥である英国の紳士が好んで着用していた。別名イングリッシュスプレッドとも呼ばれている。
■3:ボタンダウンカラー
英国のポロ競技で着用されていたウエアからインスパイアされ、今ではノータイやビジカジスタイルの定番となった襟型。ボタンで止められた襟は、スポーティーで若々しい印象を与えるのに打ってつけだ。
■4:レギュラーカラー
襟の開きが75〜90度で、TPOを問わず着用できるレギュラーカラー。近年では、セミワイドカラーが一般的になったため、ややクラシックな印象を与える。すっきりとした襟型は、Vゾーンの狭いジャケットやラペル幅の狭いナローなジャケットとも好相性だ。
以上、基本の襟型となる4つのシャツを紹介した。ビジネススタイルにおける自由度が高くなった今、襟型において、どのスーツやジャケットに適しているといった限定的なものはない。ある意味、自分の個性をさりげなく演出するためのパーツとして楽しんで着こなして欲しい。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊