【目次】
プロフィール
名前:エマ・トンプソン(Emma Thompson)
出生地:イングランド ウェストミンスター
生年月日:1959年4月15日
身長:173cm
父親は俳優、脚本家、演出家のエリック・トンプソン、母親も俳優のフィリダ・ロウと芸能一家に生まれる。
ケンブリッジ大学在学中に劇団を結成、卒業後にエージェントと契約。舞台経験を積んだのち、1989年に映画『彼がステキな理由』でスクリーンデビューを果たす。1993年、映画『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。1995年、映画『いつか晴れた日に』では主演だけでなく脚本も手掛け、アカデミー賞で脚色賞、ゴールデングローブ賞にて脚本賞、英国アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。2018年にはキャリアを評価され、大英帝国勲章受勲を受勲し、女性の騎士号であるデイムの称号を授かった。
プライベートでは1989年〜1995年まで俳優のケネス・ブラナーと、2003年から現在まで俳優のグレッグ・ワイズと結婚している。1999年にグレッグとの間に女児を授かり、同年に養子を迎える。
「若い頃」「昔」の写真21選
まず最初に、エマ・トンプソンの「若い頃」「昔」の写真をお届けします。
1984年(25歳頃) ミュージカル『ミー・アンド・マイ・ガール』より
1987年4月(27歳) ドラマ『Fortunes of War』より
1989年8月(30歳) 俳優のケネス・ブラナーとの結婚式にて
1990年3月(30歳) インディペンデント・スピリット賞授賞式
1992年(33歳) 映画『ハワーズ・エンド』より
1992年12月(33歳) 映画『ハワーズ・エンド』パーティー
1993年1月(33歳) 第50回ゴールデングローブ賞にて主演女優賞受賞
1993年3月(33歳) 第65回アカデミー賞にて主演女優賞受賞
1993年5月(34歳) 第46回カンヌ国際映画祭
1993年5月(34歳) 第46回カンヌ国際映画祭
1994年1月(34歳) 第51回ゴールデングローブ賞授賞式
1994年11月(35歳) 映画『ジュニア』プレミア
1995年5月(36歳) 第48回カンヌ国際映画祭
1996年1月(36歳) 第53回ゴールデングローブ賞にて脚本賞受賞
1996年2月(36歳) 映画『いつか晴れた日に』プレミアにてチャールズ皇太子と
1996年3月(36歳) 第68回アカデミー賞にて脚色賞受賞
1997年6月(38歳) 映画『フェイス/オフ』LAプレミア
1998年5月(39歳) 第51回カンヌ国際映画祭
1998年10月(39歳) 映画『パーフェクト・カップル』UKプレミア
2001年2月(41歳) 映画『ハンニバル』プレミア
「映画」代表作9選
数々の輝かしい賞を受賞してきたエマ・トンプソン。チェックしておきたい代表作を9選ご紹介します。
『ハワーズ・エンド』(1992年)
『眺めのいい部屋』などで知られるE.M.フォースター著の同名小説を映画化した作品。エマ・トンプソンは本作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞。
あらすじ:20世紀初頭の英国、中産階級のシュレーゲル家は姉のマーガレット(エマ・トンプソン)、妹のヘレン(ヘレナ・ボナム・カーター)、弟のティビー(エイドリアン・ロス・マジェンティ)で暮らしていた。ある日資産家のウィルコックス家に招かれたヘレンは、あるトラブルを起こしてしまう。運悪く、ウィルコックス家がシュレーゲル家の向かいに引っ越してきて…。
『日の名残り』(1993年)
『ハワーズ・エンド』と同じジェームズ・アイヴォリー監督の作品で、同映画にて共演したアンソニー・ホプキンスとも再び共演した作品。カズオ・イシグロの同名ベストセラー小説が原作。
あらすじ:イギリスのダーリントン邸に忠誠を誓う執事のスティーヴンス(アンソニー・ホプキンス)。女中頭のケントン(エマ・トンプソン)に思いを寄せており、彼女もまた彼に好意を抱いていた。感情を抑えてしまうスティーヴンスを待ちきれず、ケントンは別の男性と結婚し町を去ってしまう。
『父の祈りを』(1993年)
ジェリー・コンロン自身の回想記『Proved Innocent』原作の、ロンドンで実際に起きた冤罪事件をもとにした作品。エマ・トンプソンは女性弁護士を好演。
あらすじ:1974年、ロンドン郊外の町ギルフォードで起きた爆弾テロ事件の犯人として罪を問われた親子のジュゼッペ(ピート・ポスルスウェイト)とジェリー(ダニエル・デイ=ルイス)。有罪となってしまった二人は、長い年月を獄中で過ごすこととなってしまった。絶望の中で、息子ジェリーは父親ジュゼッペの静かに燃える魂を感じる。
『いつか晴れた日に』(1995年)
イギリスの女流作家、ジェイン・オースティンの名作『分別と多感』を映画化した作品。エマ・トンプソンは主演だけでなく脚本も担当し、アカデミー賞にて脚色賞を、英国アカデミー賞にて主演女優賞を受賞。
あらすじ:ダッシュウッド家の主が他界し、屋敷を追われた妻と娘三人。長女エリノア(エマ・トンプソン)はエドワード(ヒュー・グラント)に恋心を寄せていた。一方、次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)はブランドン大佐(アラン・リックマン)に慕われるも、貴族ウィロビー(グレッグ・ワイズ)に夢中で…。
『ウィンター・ゲスト』(1997年)
俳優アラン・リックマンの初監督作品。実の親子が共演したことでも話題となった。
あらすじ:夫に先立たれ、すっかり心を閉ざしてしまったフランシス(エマ・トンプソン)と娘を心配ししきりに世話をやく母親のエルスペス(フィリダ・ロー)。互いが必要なのに、ことあるごとに対立してしまう。
『ラブ・アクチュアリー』(2003年)
『ブリジット・ジョーンズの日記』などの脚本を手がけたリチャード・カーティス初の監督作品。様々な人物が登場するオムニバスラブコメディ。エマ・トンプソンは平凡な主婦を演じる。
あらすじ:クリスマス目前のロンドン。新首相となり、秘書に淡い恋心を抱く男。妻を亡くし義理の息子との関係に悩む男。傷心の家族や妻たち…。年齢も境遇も違う19人それぞれが迎える聖夜とはいかに。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
『ハリー・ポッター』シリーズの第三作目。エマ・トンプソンは占い学の先生、シビル・トレローニーを演じる。
あらすじ:ホグワーツ魔法学校の三年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)とロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)。進級早々ハリーは人間界で魔法を使ってしまい、退学の危機に直面してしまう。さらに脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走した凶悪犯シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が、ハリーを探し回っていて…。
『ウォルト・ディズニーの約束』(2013年)
『メアリー・ポピンズ』シリーズの作者、パメラ・トラヴァースを中心とした感動ドラマ。
あらすじ:1961年、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)の20年来の悲願である児童書『メリー・ポピンズ』の映画化は、原作者P・L・トラヴァース(エマ・トンプソン)の抵抗で難航していた。その頑なな態度には、幼少期のある経験が関わっていた。
『美女と野獣』(2017年)
ディズニー・アニメーション名作の『美女と野獣』を実写化した作品。エマ・トンプソンはベルと野獣を見守るポット夫人を演じる。
あらすじ:魔女の呪いにより野獣の姿に変えられてしまった王子(ダン・スティーヴンス)。呪いを解くにはバラの花びらが全て散ってしまう前に誰かを心から愛し、愛されることが必要だった。ある日、聡明で美しい女性ベル(エマ・ワトソン)が現れる。
「美貌遍歴」20選
ここからは、1990年代から現在に至るまでの、エマ・トンプソンの美貌遍歴をお届けします。
1992年11月(33歳) 映画『日の名残り』より
1993年(34歳頃)
1994年5月(35歳) トーク番組『グッド・モーニング・アメリカ』出演
1996年4月(37歳) 英国アカデミー賞授賞式
2002年8月(43歳) 映画『ジャスティス 闇の迷宮』プレミア
2003年11月(44歳) 夫グレッグ・ワイズと
2006年1月(46歳) 映画『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』LAプレミア
2006年5月(47歳) チェルシー・フラワー・ショー
2009年2月(49歳) 第35回セザール賞授賞式
2009年6月(50歳) 映画『新しい人生のはじめかた』UKプレミア
2010年8月(51歳) ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム授賞式
2011年10月(52歳) 募金イベントにて
2012年9月(53歳) 『The Further Tale of Peter Rabbit』サイン会
2013年12月(54歳) 映画『ウォルト・ディズニーの約束』LAプレミア
2014年9月(55歳) 第17回英国インディペンデント映画賞にてリチャード・ハリス賞受賞
2016年2月(56歳) 映画『ヒトラーへの285枚の葉書』記者会見
2017年2月(57歳) 映画『美女と野獣』UKローンチイベント
2018年3月(58歳) 『アンソニー・ホプキンスのリア王』上映会
2018年11月(59歳) 大英帝国勲章受勲
2019年10月(60歳) 映画『ラスト・クリスマス』NYプレミア
「現在」の写真2選
最後に「現在」の写真を2選ご紹介します。『Good Luck to You, Leo Grande(原題)』が2022年1月に公開され、まだまだ最前線で活躍し続けるエマ・トンプソン。これからも目が離せません。
2022年2月 第72回ベルリン国際映画祭
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香