英国王室のDuchess of Cambridge(キャサリン妃)といえば、ラグジュアリーなブランドからカジュアルなブランドまでを巧みにミックスしたセルフコーディネートの達人!
先日も、昨年着用していた「ZARA(ザラ)」のツイードジャケットを着回している姿をキャッチ。インナーやアクセサリーなど、シンプルな着こなしのなかに卓越したスタイリング力が光ります。
キャサリン妃が異なるシーンでリピート着用したアウターは…「ザラのツイードジャケット」だった!
先日のコペンハーゲンを訪れた際にキャサリン妃が着こなしていたアウターは、鮮やかな赤が目を引くザラのツイードジャケット。実はこのジャケット、昨年のサッカー観戦の際にも着用されていたのです。
■1:【2022年 2月】ジャケットにフェミニンなアクセントをきかせてデンマークを訪問
先月デンマークを単独訪問し、コペンハーゲン大学で乳幼児のメンタルヘルスプロジェクトについて関係者と懇談したほか、大学内にあるレゴ財団のプレイラボを訪れたキャサリン妃。
この日の着こなしは、鮮やかな色が目を引くザラのツイードジャケットを主役に、スマイソンのかっちりしたバッグやベーシックなパンツなど、黒できりっと引き締めたコーディネート。
フリルとパールのピアス&ネックレスで華やかさをプラス
ジャケットとパンプスでフォーマルな装いにまとめつつ、胸元にきかせたフリルのブラウスやパールのピアス&ネックレスでフェミニンなアクセントを添えているのがポイント。キャサリン妃らしい、優美でエレガントなジャケットスタイルです。
レゴ財団のプレイラボでは、ヒールのパンプスをものともせず、キャサリン妃が滑り台をすべる珍しいひとこまも。ジャケットにパンツを合わせて、フォーマルななかにアクティブ感を出したことで実現したシーンですね。
■2:【2021年 6月】サッカーの観戦はジャケット×カットソーで洗練カジュアルを実現
こちらは昨年6月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたUEFAユーロ2020(欧州選手権)のイングランド対ドイツの試合を観戦した際のキャサリン妃。先にご紹介したコペンハーゲン訪問と同じザラのジャケットを着用しています。
カジュアルなカットソーをジャケットで洗練された装いに昇華
インナーにはシンプルな白いカットソーを合わせ、コペンハーゲン訪問のときよりもアクティブかつほんのりスポーティな印象に。カジュアルなカットソーもノーブルなツイードジャケットを羽織ることで洗練された表情を放ちます。
装いに赤と白というイングランドのチームカラーを選んだ点も、プリンセスらしい配慮のあらわれ。当日は見事イングランドが勝利して、赤いザラのジャケットが「勝利のジャケット」として話題になり即完売したというエピソードも。
今回は、ザラのプチプラジャケットを2つの異なるシーンで巧みに着回したキャサリン妃のコーディネートにフォーカスしました。同じジャケットをインナーやアクセサリーでシーンに合わせた着こなしに変化させるテクニック、ぜひお手本にしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty images
- WRITING :
- 門前直子
- EDIT :
- 石原あや乃