「カラーコート」で品のよいインパクトを！着映えベーシックスタイル３選

きれいなカラーの効果は、面積の多いコートで取り入れるとなんといっても着映えが期待できます。
今回ピックアップした3カラーがもたらす印象と、コートインにはどんな着こなしがバランスよく決まるか見ていきましょう。

■１：カンデラ・ノヴェンブレは…万能なオール白の着こなしをやさしく包み込むクリームイエロー

大ぶりのリングにブルーやグリーンをセレクト。小さいながら着こなしの差し色に。

モデル兼インフルエンサーで、イタリア人のカンデラ・ノヴェンブレが、2022年2月末にミラノでキャッチされたばかりのSNAPです。
タートルニット、パンツ、ブーツを白でまとめ、その上からやわらかなクリームイエローのコートを羽織っていました。
ラグジュアリーさが漂う白の着こなしは、アウターのカラー次第でどんなテイストも自由自在に受け止めますが、春らしいイエローのコートだと女性らしく軽やかさが際立ちます。
襟も小さめ、フロントがシングルのシンプルなデザインはイエローの色味とマッチし、清楚なイメージです。
個性的な白フレームのサングラスでモードさを加味して、全身をエッジィにまとめています。

■２：イリーナ・シェイクは…ビビッドなブルーならハンサムさが光る理想のリッチベーシックに

ストライプとワッペンのオレンジをバッグに投入。鮮やかな色の組み合わせが印象的なコーディネートを完成させます。

カジュアルな装いが得意なモデルのイリーナ・シェイク。
N.Y.、ウエストヴィレッジでキャッチされた日は、白のボウブラウスに黒い細パンツをブーツインしたモノトーンスタイルに、ガウンタイプのゆったりサイズのコートを合わせていました。
存在感あるブルーが切れのいいクールさを印象づけ、ベーシックな装いをアップデートしています。
デニムスタイルにも似合いますが、カジュアル度が高くなりすぎるので、黒パンツを投入し、彼女のようにすっきりシンプルなモノトーンの着こなしに仕上げるのが大正解。
ブラウスのボウをきちんと結ばずに、そのまま垂らしている着方もこなれたムードをもたらし、ぜひ見習いたいアレンジです。

■３：オリビア・パレルモは…ペールピンクを辛口に着こなす新しい表情のスタイリングにTRY

ワイドシルエットのパンツの足元がフラットシューズの場合、ちらっと足首を見せるとバランスよくまとまります。

SNAPの常連、オリビア・パレルモは、N.Y.で愛犬の散歩中に見かけられていました。
細身のペールピンクのコートのインに、テラコッタカラーのブラウスと黒のパンツをコーディネート。
甘めのピンクに合わせるアイテムが、白や淡いカラー系の色味だと愛らしくガーリーになりますが、こんな渋めのカラーだと一気にあか抜けた印象に。
ピンクにモード感が加わって、新鮮さが光ります。
サイドに施されたリボン風のデザインがアクセントになって、シンプルなコートがフラットに見えません。
ウエストの位置も高く見えて、スタイルアップ効果にもつながっています。

カラーコートを着こなした3人をピックアップしました。
インにベーシックなアイテムを合わせ、コートの存在感をしっかりアピールし、着映えを実現していました。
印象的なカラーコートの効果で、いつものシンプルな着こなしをスタイリッシュに彩ってみてください。