スーツには当たり前のように、革靴を合わせると思うが、それがスニーカーに変わったとしても何ら違和感がないと思う。とはいえ、ハイテクスニーカーを合わせるよりも、ローテクスニーカーの方がまとまりがあるように感じる。そこで、提案したいのが「プーマ」のスニーカーだ。トレーニングシューズをルーツとするスニーカーは、レトロな佇まいの中に“ローテク”な雰囲気があるから、スーツとの馴染みが良いからおすすめ。その「プーマ」のラインナップの中でもスエード素材を採用した1足を使い、大人らしい上品なスーツスタイルを提案する。

クラシックな見た目とは裏腹に、現代的なスタイリングが楽しめる「プーマ」のスエードスニーカー

スニーカー¥9,790(プーマ お客様サービス〈プーマ〉)

1968年に発売されて以来、万人に愛されている「プーマ」のスニーカーは、シンプルなデザインに、オーセンティックなシルエットが普遍的な魅力がある。コンパクトなトウに、程よいソールの厚みによって合わせる服装を選ばない汎用性があり、スエードをアッパーに採用しているので、スムースレザーの物と比較すると、上品な印象が際立っているのも魅力だ。

プーマ お客様サービス

古臭さを感じさせない、クラシックなスーツスタイル

スーツ¥173,800(シップス 銀座店〈デ ペトリロ〉)、シャツ¥31,900(トレメッツォ〈バグッタ〉)、スニーカー¥9,790(プーマ お客様サービス〈プーマ〉)、サングラス¥23,980(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス〈レイバン〉)

「プーマ」のスエードスニーカーをスーツに合わせるのであれば、「デ ペトリロ」のダークネイビーのストライプスーツを合わせるのがいい。重厚感のあるストライプのダブルスーツではあるが、芯を極力省いた非常に軽快な仕立てとなっていて、スニーカーを合わせてもよく合う。ともに、クラシックな印象があるので違和感なく馴染むのも特筆すべき点だ。

また、ポイントとなるのが合わせるシャツの柄だ。スニーカーで使用している色を拾うことで、全体的にまとまりが出るので意識していただきたい。クラシックなアイテムでまとめたスタイリングではあるが、決して古臭さはないから、街着としていかがだろうか。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹