みなさんと同じように年齢と経験を重ねながら、今この瞬間を一番に輝かせている綺麗のプロたちに、実践中の美容法や愛用コスメについて語っていただくビューティ連載企画、88回目です。
今回お話を伺ったのは、毛髪診断士でビューティプロデューサーとして活躍する美香さん。伺ったのは前回のアロマオイルに引き続き、アロマオイルを使ったエッセンシャルフレグランスについて。スキンケア発想で、香りもライト。気分によって使い分けられるのも魅力なのだそう。
ストーリー性のあるエッセンシャルフレグランスが新鮮!
「極上のアロマオイルはリラックス効果をもたらし、気持ちを上向きにしてくれるものです。そして、今注目しているのがアロマ(天然精油)のみで作られたエッセンシャルフレグランス。中でもITRIMの春フレグランスは、香りの心地よさはもちろんのこと、世界観が面白くてお気に入り。緯度と経度で自分たちが世界の中でどこのゾーンにいるのかを5つに分け、そのエリアごとの香りを提案するという斬新なスタイル。
風の視点から”香り”ではなく”薫り”と表現するところも素敵。香りは全部で5種類。ロックローズ、ヒソップ、マジョラム、シダーウッドの4種のエッセンシャルオイルを共通で香調されています。
赤道付近の帯域(ジャカルタ、ガラパゴス諸島など)を表現した00は、無邪気でありながらも官能的なイランイランを中心に、エレミやスパイシーなナツメグなどを合わせてドラマティックな香りに。豊かな自然に恵まれた北緯12度以北地域を表現した12は、ダマスクローズを中心にカルダモンやサンダルウッドを合わせて女性らしく。
地中海沿岸に代表される北緯30度以北の帯域を表現した30は、甘くスパイシーなオレガノをキーに、ローズマリーなどのハーブをブレンド。ふわりと薫らせるだけで、前向きな気持ちへと切り替わります。北緯48度以北エリアをイメージした48は、清らかなブラックスプルースを使用した気品漂う香り。南緯12度以南のエリアをイメージした12は、ラベンサラアロマティカやニアウリなどをブレンドし、オーセンティックでピュアな香りに。
どれも、ワンプッシュでその世界観に心酔できるところが魅力ですし、ライトなオーデコロンなので香り立ちもソフト。持ち運びにも便利なサイズ感なので、気分によって使い分けるのがおすすめです」(美香さん)
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発想も新しく、何よりもどれも香りの心地よさが格別。天然精油ならではのフレッシュな香りは、リフレッシュのお供にも最適ですね。ぜひ、参考にしてみてください。
※掲載している商品はすべてご本人の私物です。
※掲載価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部