いよいよアウターなしで昼間のお出かけができるシーズンの到来です。フレッシュな気持ちをさらに助長するのが、キリッと知的な魅力のシャツ。ニットのインに重ねて、きちんと感をアップさせたレイヤードスタイリングを3パターンご紹介します。
■ジェラルディン・ブーブリルは…優等生なスタイリングで凛とハンサムな印象を演出
スタイリスト、インテリアデザイナーなど多方面で活躍するインフルエンサーのジェラルティン・ブーブリルを2022年3月8日にパリでキャッチ。ブルーのシャツにネイビーのケーブル編みニット、ベージュのパンツという端正な着こなしです。
まるでユニフォームのような清々しいアイテム合わせですが、艶のある黒のベルトとローファーにリッチ感が光り、大人が着こなすことでフレッシュな印象に。
ベージュのバッグが洗練とフェミニンさをプラスし、今年らしく進化したトラッドスタイルを完成させています。
■ヤスミン・ウグンは…ホワイトを効かせて軽快さと躍動感をアップ
2022年3月4日、同じくパリに現れたのはトルコ出身、ファッションサイト『MUSE FOR ALL』のファウンダーでクリエイティブディレクターのヤスミン・ウグン。白シャツにネイビーのニットをレイヤードし、ストライプのパンツを合わせたスタイルです。
全身をブルー系でまとめ、すっきりと爽やかな印象に。シンプルなカラーリングながら、旬のホワイトをバッグや足元にトッピングしてマンネリを回避し、感度の高さをアピール。
大ぶりなイヤリングやこなれ感のあるベルト使い、シルバートーンの時計&ゴールドリングのミックスといった今風の小物使いで個性的に仕上げて。
■ベッティーナ・ルーニーは…クロップト丈のニットとの旬のレイヤードで新鮮さを堪能
スタイリストのベッティーナ・ルーニーが2022年3月8日にパリ ファッションウィークに現れた際のスナップです。グレーニットのセットアップにシャツのホワイトが効いて、顔映えも叶えたスタイリングです。
大胆に短いデザインも登場して話題の、人気のクロップト丈ニットですが、シャツを下に重ねることで目を引く新鮮なバランスに。気になるお腹をカバーしつつ今っぽいコントラストが味わえます。
足元はゴールドのヒールでフェミニンさを添えて。ヴィヴィッドなイエローのバッグが落ち着いた配色のコーディネートに遊び心をプラスしています。
今風に進化した、シャツとニットのレイヤードスタイルをお届けしました。
程よいきちんと感がおしゃれ心を刺激する重ね着スタイルを、この春ぜひお楽しみください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子