白×ベージュのワントーン配色はなじみがありますが、次に着こなしたいのが白とブラウンの色合わせです。
お手本のSNAPから、ハイセンスな着こなしができ上がるコツを見ていきましょう。
■1:サラ・ブランドナーは…インに着たシャツのブラウンがキリリと引き締まった印象に
ドイツ出身のモデル、サラ・ブランドナーが、ベルリンでSNAPされたときの着こなしです。
ブラウンのシャツに白いパンツを合わせて、上から白いコートを颯爽と羽織っていました。
白がメインの着こなしに、シャツと足元に投入したブーツのブラウンがリッチさをもたらし、引き締めています。白×黒でシャープにメリハリをつけるより、ブラウンはまろやかでやさしい印象です。
その結果、女性らしさが光る辛口のベーシックスタイルが完成します。
これまでの黒との色合わせから、ブラウンにシフトして新鮮味のあるカラーリングにTRYしてみてください。
■2:アヌーシュカ・ゴーティエは…センスのよさが光る明るめブラウンでエレガンスを切れよく
パリでキャッチされていたのは、モデル、コンテンツディレクターなどファッション界でマルチに活躍中のアヌーシュカ・ゴーティエ。
注目度の高い白襟が愛らしいレースブラウスに、艶があるベルベットのドット柄パンツをブラウンで投入していました。
レース、ベルベット、ドット柄という要素を並べると、ひと昔前の甘めなテイストになってしまいそうですが、この配色だとスタイリッシュさが際立ち、かっこよく決まります。
ドット柄が非常に細かいので無地のように着られて、カットワークされたレースとも相性抜群です。
流行のカラーパンツと同じ感覚ではきこなし、切れよくスマートに仕上げてみては。
■3:アビー・チャンピオンは…淡いベージュのパンツをつなぎ役に清潔感あるスポーティが実現
2022年3月上旬、アメリカ人モデル、アビー・チャンピオンはパリで見かけられていました。
薄くて軽いレザー風ブルゾンを主役に、シンプルなシャツとカットソーを白で、ゆるっとしたパンツをベージュで取り入れていました。
上半身はブラウンのブルゾンがよりアクティブに見えるよう、フィット感のあるトップスでちらっと肌見せを。
ボトムはもちろん白でもマッチしますが、彼女はほぼ白に近いベージュをセレクトし、ソフトなグラデーションをつくり出しています。
白より落ち着いたトーンのベージュは肌なじみよく、ブラウンと白を自然とつなぐ役目を果たし、全身のカラーバランスが良好に。
足元を清潔感ある白スニーカーにした点も、軽やかに見えると同時に全身に統一感が出て大正解です。
白×ブラウンのコーディネートを取り入れていた3人をご紹介しました。
定番の白にまろやかなブラウンがミックスされると、爽やかさとリッチさが漂い、新鮮に見えます。
SNAPで取り上げた3人を参考に、ぜひこの春のおしゃれに反映させてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀