どんなに暑くともジャケットを羽織る必要があるからこそ、清涼感に優れたリネンジャケットは心強い。しかし、無地のリネンジャケットでは細かなシワが気になることもある。それがリネン特有の味であるかもしれないが、少しでも身なりをきちんとしたいと思うのであれば、モノトーン柄のジャケットがいいだろう。

清涼感ある「フガート」のリネンジャケット

ジャケット¥72,600(シップス 銀座店〈フガート〉)
ジャケット¥72,600(シップス 銀座店〈フガート〉)

1974年に南イタリアのプーリアにて創業した「フガート」は、OEMも手がけるテーラードファクトリーによるオリジナルブランドだ。副資材を省いたアンコンストラクテッドな作りと美しいパターンによるジャケットは、ナポリに代表される柔らかくて軽い着心地が魅力的だ。今作では、リネン素材とモノトーンによる色使いが涼しげで、細かなハウンドトゥース柄が上品な印象を与えてくれる。

シップス 銀座店

モノトーンで夏の暑さを感じさせないビジネススタイル

ジャケット¥72,600〈フガート〉・シャツ¥29,920〈エリコ フォルミコラ〉・パンツ¥45,100〈ベルナール ザンス〉・タイ¥17,930〈ステファノ カウ〉・靴¥83,600〈クロケット&ジョーンズ〉以上/シップス 銀座店、クラッチバッグ¥58,300(エッティンガー銀座店)
ジャケット¥72,600〈フガート〉・シャツ¥29,920〈エリコ フォルミコラ〉・パンツ¥45,100〈ベルナール ザンス〉・タイ¥17,930〈ステファノ カウ フォー シップス〉・靴¥83,600〈クロケット&ジョーンズ〉以上/シップス 銀座店、クラッチバッグ¥58,300(エッティンガー銀座店)

モノトーンで構築したビジネススタイルは、一見すると無難になりがちだ。デザインに遊び心のあるリネンのプリントタイやローファーなどで軽快感と季節感をきちんと取り入れることで、涼しげな印象をより強調しよう。

以上、「フガート」のリネンジャケットを紹介した。極めてベーシックなデザインでコーディネートに取り入れやすく、リネンのシワ感を目立たなくさせてくれるから、これからの季節に重宝する1着となるだろう。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊