コロナ禍の影響で2年ぶりにハリウッドのドルビーシアターでの開催となった、第94回 アカデミー賞授賞式。ノミネートされている俳優や女優たちがドレスアップして登場するレッドカーペットも、毎年話題となる一大イベントです。
今年2022年は現地時間の3月27日(日)に開催され、女優のペネロペ・クルスがシャネルのドレスで登場しました。
女優ペネロペ・クルスが「シャネル」のドレスでアカデミー賞授賞式に登場
ペドロ アルモドバル監督の『パラレル マザーズ』で、主演女優賞にノミネートされた女優のペネロペ・クルス。シャネルのアンバサダーを務める彼女は、シャネルのドレスでレッドカーペットに登場しました。
カスタムメイドされた特別なドレスとは
こちらのドレスは、2020/21年秋冬 オートクチュール コレクション ショーで発表された「ルック15」からインスパイアされ、カスタムメイドされたもの。職人技がふんだんに使われたという、スペシャルなドレスを着用されていました。
大胆なオープンバックのブラックのロングドレスに、襟元のリボン風ボウタイが美しいアクセントを添える一着です。
シャネルが誇る職人技が生み出す繊細な装飾が美しいドレス
光沢感のある上品な艶が特徴のタフタ素材が使用された、ブラックのロングドレス。体の曲線が映えるウエストと豊かなボリュームを生むドレープ感が、女性らしいエレガントな魅力を引き立てます。このドレスの製作に680時間を要し、8000もの刺繡が施されているのだといいます。
手作業で施されたツイード刺繍へのこだわり
ホルターネックに施されたリボン風のボウタイには、「メタリック ツイード」効果のあるチェック柄の刺繍が採用されています。こちらは、リュネビルと呼ばれるかぎ針編みで手作業で刺繍されているのだそう。
オープンタイプのデコルテ部分から下は、フロントに並んだ小さなボタンが優雅なアクセントをプラス。クラシカルなデザインに、メゾンが誇る繊細な職人技がふんだんに取り入れられた一着です。
シャネルのオートクチュールの最新コレクションは、公式サイトでご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 河野未奈
- EDIT :
- 石原あや乃