時代を超えて愛される、ラグジュアリーブランドの名品バッグには、圧倒的な存在感と色あせない魅力があります。とりわけ、トップハンドルバッグの品格ある佇まいは、持つ人に揺るぎない自信と気品漂う美しさを与えてくれます。

そこで、数々のセレブリティやキャリア女性に愛され続けるトップハンドルバッグの名品をラグジュアリーブランドから厳選し、シリーズ企画として5回にわたりお届け。さらに、それら名品からインスパイアされ、旬のムードが加わった新作バッグも併せてご紹介します。

シリーズ最終回は「ザ・ロウ(THE ROW)」をピックアップ。持つだけで着こなしに抜群のこなれ感を添えてくれる、ミニマムデザインの『マルゴー』から定番の2型、さらに機能美を極めた待望の新作『マルゴー 17 インサイドアウト』と『マルゴー トリフォルド』をクローズアップします。

時代を超えて愛される“トレンチコート”がモチーフの『マルゴー 15』

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バッグ「マルゴー 15」¥498,300 【縦27.9×横38.1×マチ22.8cm】

2018年の登場以来、瞬く間にブランドを代表するシグネチャーバッグに躍り出た『マルゴー』。モチーフとなっているのは、デイリーウエアとして時代を超えて愛されているトレンチコート。実際にバッグの両サイドにはトレンチコートで使用するバックルが取り付けられています。

ヴィンテージのトラベルバッグやラゲージを思わせるこのシリーズは、最高級の素材とクラフツマンシップに、現代の美意識が調和したクリーンなデザインが特徴。イタリア最高峰の老舗ファクトリーで、職人二人が一つのバッグを作るのに4日間をかけて、全行程を手作業で行っています。

マルゴーのなかでも定番人気を誇るのが、マットなグレインドカーフスキンの『マルゴー 15』の黒。日常のワードローブになじむ一方で、格式の高い場面にも相応しいリュクスな存在感を持ち、さらに荷物がたくさん入れられる機能性の高さも人気の理由です。

小ぶりサイズの『マルゴー 10』は身軽さが人気!

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バッグ「マルゴー 10」左/¥390,500 ・右/¥462,000【縦17.8×横25.4×マチ19.1cm】

「マルゴー 15」よりも少し小ぶりのサイズ感で、デイリーに使いやすいと人気なのが『マルゴー 10』。こちらには取り外し可能なショルダーストラップが付いているので、肩掛けやクロスボディバッグとして使ってもスタイリッシュに決まります。

こだわり抜いた素材使いに定評がある「ザ・ロウ」らしく、こちらも上質なレザーを使用。写真左がグレインカーフスキン、右は、経年変化が楽しめる丈夫なサドルレザー製です。

さらに機能的&独創性豊かに進化!注目の新作2選

■1:ナイロンキャンバス地のスポーティな『マルゴー 17 インサイドアウト』

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バッグ「マルゴー 17 インサイドアウト」各¥495,000【縦30.5×横43.1×マチ25cm】

その名の通り、マルゴーの内側を表に出したようなデザイン。丈夫で耐久性のあるナイロンキャンバスとレザーを組み合わせたソフトなシルエットが新鮮。マルゴーのエレガントなムードを残しつつ、スポーティさがプラスされているのでユニセックスで使えます。内側には取り外し可能な巾着型のポーチが、表にもキーチェーンやジップポケットなどが付いた実用的なデザインです。

■2:アーティスティックな台形シルエットの『マルゴー トリフォルド』

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バッグ「マルゴー トリフォルド」各¥339,900【縦20.5×横34×マチ6cm】

2022年スプリングコレクションより登場した新モデル『マルゴー トリフォルド』。まるでバッグがアートになったような、端正な台形シルエットが目を引きます。長めのショルダーストラップは肩に掛けられ、内側は3コンパートメントに分かれているので、使い勝手も抜群です。


今回は「ザ・ロウ」から、人気沸騰中のシグネチャーバッグ『マルゴー』の定番&新作をご紹介しました。ミニマルシルエットと抜群のこなれ感が、いつもの装いをスタイリッシュに更新してくれる現代の名品です。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ザ・ロウ・ジャパン

TEL:03-4400-2656

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
新田幸子
EDIT :
谷 花生