一枚でクリーンに着映えるボーダートップスは、コーディネートの救世主的存在。纏うだけで着こなしを立体的に見せてくれるので、忙しい朝に、つい手が伸びる人も多いかもしれません。

そんな定番アイテムを、カジュアル一辺倒でなく、格上のスタイルに取り入れていたファッショニスタのスナップをご紹介します。

■1:エリーゼ・ソーホーは…襟付き&細め柄で上品な印象に

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グリーンのカチューシャでフェミニン&モードな雰囲気を演出

2022年3月24日、ドイツ・ハンブルグのストリートでキャッチされたのはファッションサイトを運営するエリーゼ・ソーホー。ベージュ&ネイビーのボーダートップスにグレーのパンツを合わせた装いです。

大きく開いた襟元にはネックレスをプラスしてエレガントに。全面ボーダーではなく、胸の辺りから柄が入っているデザインが今年らしい雰囲気。

バッグやシューズはモードなデザインを取り入れて、シンプルなスタイリングにツイストを加えて。小物の色味は、なじみ色のベージュをチョイスしたことで、全体的にまとまり感が生まれ、ミニマルで落ち着いた印象に仕上げています。

■2:リンダ・ファーゴは…ジャケットから少量覗かせて奥行きをプラス

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マニッシュな着こなしに赤ネイル&リップでエレガントな味付けを。

ニューヨーク五番街のラグジュアリーな有名デパート、バーグドルフ・グッドマンの副社長であるリンダ・ファーゴが2022年3月2日にパリ ファッションウィークに現れた際のスナップです。

黒&ベージュのボーダートップスに紺のジャケットを羽織り、ベージュのパンツを合わせた端正なスタイル。ボーダートップスの裾はパンツにインすることで、スタイルアップしているのと同時に、カジュアルな柄が見える面積を少なくすることで綺麗めなバランスに。

また、全身の色味をドライなカラーでまとめたことで品よく、きちんとしたムードを漂わせています。

■3:マンディ・ボークは…肩に羽織ってモノトーンコーデのアクセントに

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サングラスはライトカラーのフレームでこなれた雰囲気

モデルのマンディ・ボークがドイツ・ベルリンのストリートに登場。ジャケットにブラックのレギンスを合わせ、ボーダーニットを肩に巻いた着こなしです。

フォーマルなモノトーンに品格漂うミニバッグとローファーを合わせたスタイリング。それをカジュアルダウンし今っぽくしているのがボーダーニットです。柄の遊びを加えることで抜け感が生まれ、グッとあか抜けた印象に。

ミニバッグのブルーが差し色となって華やかさをもたらし、よそいき感のあるカジュアルコーデを完成させています。


ボーダートップスを取り入れて、品よく綺麗めな装いを披露した3人をピックアップしました。

カジュアル感を軽減して大人にふさわしいムードで着こなすためには、細めの柄や落ち着いたトーン、見える面積を工夫することがコツ。ぜひワンランク上のコーディネートにご活用ください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子