誤読注意!「深ける」ってなんと読む?「ふかける」と読まないように!
明日・4月16日は『エスプレッソの日』です。
イタリア国際カフェテイスティング協会が定めた「イタリア エスプレッソ デー」の日本初開催日が4月16日であったことから、この日に制定され、
「豊かなカフェ文化のひとつであるエスプレッソの普及」を目的としています。
古来から「春眠暁を覚えず」と言われるこの季節、エスプレッソは、目覚ましの味方になってくれそうですね。
エスプレッソといえば、深い焙煎が特徴・・・ということで、
本日は「深」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「深ける」ってなんと読む?
「深ける」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「夜がふかまる。」「季節がふかまる。」など「たけなわになる。」という意味を持つ言葉です。
<使用例>
「昨日は寝坊をしてしまったせいか、夜が深けても眠気が訪れなくて…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 深ける(ふける)です。
同じ意味で「更ける(ふける)」という表記もございますが、
「深ける(ふける)」という表記も、特に珍しくない一般的な表記のひとつです。
「深い(ふかい)」というイメージの強い字なので、
誤読にお気をつけください。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「目深」ってなんと読む?
「目深」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「かぶりものを、目がかくれるほど深くかぶっているさま。」を指す言葉です。
<使用例>
「そんなに目深に帽子をかぶったら、前が見えないわよ?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 目深(まぶか/めぶか)です。
「目深(めぶか)」でも正解ですが、
慣用的に「目深(まぶか)」が、より一般的なイメージですので、後者で読めたほうが無難です。
「もくしん」「めふか」などとは読みませんので、この言葉も、誤読にご注意ください。
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本日は、4月16日『エスプレッソの日』にちなんで、「深」という字を使った日本語から、
・深ける(ふける)
・目深(まぶか/めぶか)
など、誤読を招きやすい表記の読み方を、改めておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『漢字ペディア』公益財団法人日本漢字能力検定協会/『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱