「パネライ」人気の『サブマーシブル』コレクションにリサイクル素材 “eスティール”を用いた新44mmモデルが登場!
1860年にイタリア・フィレンツェに、時計店と工房、そして時計技師学校を創業させた「パネライ」。長年、イタリア海軍の特殊潜水部隊に精密機器を納入してきた歴史を経て、1997年に国際市場へとデビューを果たしました。2014年にはスイスのヌーシャテルに新たな自社工場(マニュファクチュール)を構え、ムーブメントの開発から製造までを一貫して行い、今日もその名を世界中に轟かせています。
近年、「パネライ」は時計製造に関わるすべての工程において、積極的にサステナビリティへの取り組みに尽力しています。二酸化炭素排出量をゼロに削減し、雨水を再利用して時計製造を100%水力発電で賄うなど、再生可能な資源も有効活用しています。さらに、省エネのための最先端機器の導入、そして廃棄される資源の再生や再利用にも取り組み、時計やパッケージにリサイクルから誕生した次世代素材を用いるなど、その徹底ぶりは目を見張るものがあります。
「パネライ」CEOが掲げる、サステナビリティな未来への課題とは?
2018年より「パネライ」のCEOを務めるジャンマルク・ポントルエ氏は、これまで取り組んできたサステナビリティへの取り組みについて
「私たちは企業として、積極的に行動し、今すぐ必要とされていることをサポートする責任があります。私たちの惑星を保護するのを助け、すべての人が直接行動を起こすことを可能にします。一緒に取り組む人が増えるほど、よりよいものになります」
と自らの考えを述べています。さらに、より環境を意識した計画として、2025年までにコレクションの30%をリサイクル素材を使用した次世代素材などで製造することを掲げています。
ブランドのスタートが海と密接に関係していることから、「パネライ」では海洋環境保全にも積極的に取り組み、従業員をあげてプラスチックを収集する日を設けて活動するなど、持続可能な時計製造に日夜、コミットし続けているのです。
『パネライ サブマーシブル クアランタ クアトロ eスティール』44mmモデルが新登場
「パネライ」の人気コレクション『サブマーシブル』に、リサイクル素材 “eスティール”を使用した『パネライ サブマーシブル クアランタ クアトロ eスティール』44mmモデルが新登場しました。これまでの42mmと47mmの展開に、新たに加わった44mmモデル。抜群のサイズ感と厚みのバランスに、往年のパネライファンならずとも話題騒然です。
44mmの新モデルは、時計の総重量(137g)の52%にあたる72gをリサイクル素材で構成することに成功。特に“eスティール”は、さまざまな産業からのスクラップ鉄を100%リサイクルして作られた次世代金属で、耐腐食性に優れ、金属アレルギーにも配慮した肌にやさしい素材。さらに従来のスティールに置き換えることによって、製造時に排出される二酸化炭素量を大幅に削減することも可能にしました。
新色は3色展開(ヴェルデスメラルド、グリジオロッチャ、ブループロフォンド)。
『サブマーシブル クアランタ クアトロ eスティール™』各¥1,342,000
●ケース:サテンeスティール ●ケース径:44mm ●ストラップ:リサイクルPET、サテンスティール製台形バックル ●自動巻きメカニカル ●30気圧
人気のレディス コレクション『ルミノール ドゥエ』もリサイクル ゴールドを使用
人気のレディス コレクション『ルミノール ドゥエ』もリサイクル ゴールドを用いています。
●ケース:18kゴールドテック ●ケース径38mm ●ストラップ:アリゲーター、ゴールドテック製バックル
●自動巻きメカニカル ●3気圧
『サブマーシブル クアランタ クアトロ eスティール』と『ルミノール ドゥエ ゴールドテック マドレペルラ』は、「パネライ」ブティックと、panerai.com での限定販売となります。
廃棄物の削減、そして材料の再利用の促進と、持続可能な時計製造にコミットし続けている「パネライ」。CEOのジャンマルク・ポントルエ氏が掲げる『2025年までにコレクションの30%をリサイクル素材に』との具体的な目標、さらには今回新登場の44mmモデルが切り開くサステナブルな未来像に、これからますます注目が高まりそうです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- Precious.jp編集部