誠実で知的な印象を与え、ノーブルな雰囲気も醸し出すネイビースーツは、男の勝負服と言っても良いだろう。
ビジネスはもちろんのこと、パーティーシーンや日常着でも同じことが言える。だからこそ、昼と夜で違った着こなしを楽しむべきである。英国の名門「ギーヴス&ホークス」のネイビースーツを使い、雰囲気異なるスタイリングを提案するのでご覧いただきたい。

英国の名門「ギーヴス&ホークス」のネイビースーツで、色香ある大人のスタイルを楽しむ

■:タイドアップスタイル

スーツ¥209,000・ウエストコート¥49,500〈ギーヴス&ホークス〉・シャツ¥41,800・タイ¥27,500、チーフ¥16,500〈ターンブル&アッサー〉、傘¥00,000〈フォックス・アンブレラ〉以上/ヴァルカナイズ・ロンドン、眼鏡¥55,000(フォーナインズ)、靴¥289,300(ジョン ロブ ジャパン)
スーツ¥209,000・ウエストコート¥49,500〈ギーヴス&ホークス〉・シャツ¥41,800・タイ¥27,500、チーフ¥16,500〈ターンブル&アッサー〉、傘¥37,400〈フォックス・アンブレラ〉以上/ヴァルカナイズ・ロンドン、眼鏡¥55,000(フォーナインズ)、靴¥289,300(ジョン ロブ ジャパン)

サヴィル・ロウ一番地に店舗を構える英国の名門「ギーヴス&ホークス」のネイビースーツは、直線的なカッティングや構築的な肩まわり、シェイプされたウエスト等、全体的にシャープに引き締まった印象を与える。このような英国式のスーツならば、やはりスリーピースで装うのが正解だ。同じく英国の名門シャツブランド「ターンブル&アッサー」のシャツは、カチッとした襟が鋭い印象を感じさせ、「ギーヴス&ホークス」のスーツと相性が良い。柄はロンドンストライプを選んで、華やかなタイを合わせているが、全体がネイビートーンで統一されているので、派手さはなくむしろフォーマルな雰囲気すら感じる着こなしだ。「ジョンロブ」のシューズに「フォックス・アンブレラ」の細巻傘が、英国式スーツスタイルの仕上げとなる。

■;ノータイスタイル

スーツ¥209,000・ウエストコート¥49,500〈ギーヴス&ホークス〉・シャツ¥41,800〈ターンブル&アッサー〉、スカーフ¥29,700(フィロロッソ〈ディエッフェ キンロック〉)、眼鏡¥55,000(フォーナインズ)、靴¥289,300(ジョン ロブ ジャパン)
スーツ¥209,000・ウエストコート¥49,500〈ギーヴス&ホークス〉・シャツ¥41,800〈ターンブル&アッサー〉、スカーフ¥29,700(フィロロッソ〈ディエッフェ キンロック〉)、眼鏡¥55,000(フォーナインズ)、靴¥289,300(ジョン ロブ ジャパン)

昼のビジネスタイムが終わったら、ネクタイを外してシャツの襟を開き、スカーフを巻いてみる。全く同じスーツとシャツでも、華やかなスカーフを巻くだけで、昼とは違った表情になる。とはいえ、スカーフもブルー系のものを選び、スーツと統一感を出すことによって悪目立ちしないよう注意が必要だ。これだけ強印象のスカーフを巻いてもノーブルで知的な雰囲気を損なわないのが、ネイビースーツの持つ力だろう。タイドアップスタイルとノータイスタイルどちらにも対応できる「ジョンロブ」のダブルモンクシューズは、1足あるだけで頼もしい。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹
EDIT&WRITING :
土屋大樹