「ピーティー トリノ」の前身ブランド「PT(ピーティー)」は2008年イタリア・トリノで創業。“メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツである”とのコンセプトを掲げ、パンツ専業メーカーとして誕生した。2020年からは「ピーティー トリノ」にブランドネームを改名。これは創業地であるトリノへのトリビュートと共に、究極のパンツを創るという強い意思が込められており、その言葉通り、完璧なシルエットと独自のデザイン性を備えたパンツは、イタリアのみならず世界中で支持を集めている。

細部まで計算し尽くされたシルエットが、お洒落にうるさい男たちを唸らせる

パンツ¥38,500(ピーティー ジャパン〈ピーティー トリノ デニム〉)

「ピーティー トリノ デニム」のラインナップには、『ソウル』や『ロック』など、テーマ毎に音楽をイメージしたモデル名が付けられており、こちらはジャズからインスパイアされた『スウィング』。スーパースリム フィットを謳った定番モデルだが、スキニー程タイトではなく、すっきりとしたシルエットが脚長効果をもたらす。同時に高いストレッチ性も備えており、快適な履き心地を約束。ヴィンテージライクな加工を施してあるが、やりすぎない程よいフェード感は大人に不可欠な清潔感も担保してくれる。

ブロンズカラーのフロントボタンやステッチのないヒップポケット、シンプルな革パッチなど、抑制を効かせたディテールも品の良さに直結する。また、脚のラインに沿った美しいシルエットは、レザーシューズやサイドゴアブーツとも好相性だ。濃紺のリジットデニムと比べて、シャツやカットソー1枚でシンプルに合わせてもこなれ感を演出できるのも嬉しい。トレンドに左右されない普遍的なデザインとシルエットは、長い間活躍してくれるに違いない。

※掲載商品の価格は、税込みです。

問い合わせ先

ピーティー ジャパン

TEL:03-5485-0058

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
WRITING :
佐藤哲也