心と肌と体に効く暮らしのレシピ|From the inside 体の中から温める
気圧や気温の変化が激しい梅雨時は自律神経が乱れ、体のリズムが狂いがち。体温調節がうまくいかなくなって冷えによる消化不良を引き起こすことも。
ハーブや漢方、入浴で体の中から温めて、内側から元気を取り戻して。
1. 温かなハーブティーで「巡り」を意識
体の中から温める「梅雨養生」は、夏バテ防止にもつながります。
体を温めるには、温かなお茶を摂るのが鉄則です。漢方の紅花、なつめ、乾姜(かんきょう)、仏手柑(ぶっしゅかん)、当帰(とうき)葉に、ポリフェノールとミネラルを豊富に含むノンカフェインのルイボスティーをブレンド。巡りを意識したいときに。
2. 発汗を促すバスソルト
体温の調節機能を整えるためには、ぬるめのお湯にゆったりつかって発汗を促すことが大切。
写真左のバスソルトは、ミネラルと微量元素を豊富に含むフランス・ゲランド産の海塩を使用。
写真右のバスソルトは、優雅な香りがリラックス感を誘います。
3. ハーブ&漢方で体内から除湿して元気をチャージ!憂鬱や冷え、消化不良を改善するハーブ&漢方
梅雨時期の憂鬱な気分や冷え、消化不良などの改善につながるハーブ&漢方。料理のトッピングやホットティーなど手軽な方法で、長く続けたい。
1.スペアミント/爽やかな香りがイライラを鎮める。2.パクチー/整腸・デトックスに効果的。3.玫瑰花(マイカイカ)/甘い香りにはリラックス効果があり、体を温め、血の巡りを整える。4.ハトムギ/利尿作用で、むくみを改善。5.なつめ/緊張緩和・鎮静・滋養強壮・利尿作用のほか、体を温める効果も。6.イタリアンパセリ/豊富なビタミン、ミネラルを含む。カリウムの利尿作用でデトックスし、むくみを改善。7.クコの実/ビタミン、アミノ酸、ポリフェノールを多く含み、中国では滋養強壮に効く「不老長寿の薬」とも。8.紅花/血液の流れを促して、冷えを改善。健康的な顔色に。9.レモンバーム/温かなレモンバームティーを飲むと、発汗を促進し、毒素の排出を助けてくれる。
※妊娠中や服薬中の使用は、専門家の意見を聞いて。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 浅井佳代子
- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、佐藤友貴絵(Precious)
- 参考文献 :
- 『1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日』池田陽子著(JTBパブリッシング)