6月16日は「和菓子の日」。「和菓子の日」は、昭和54年（1979年）に全国和菓子協会が制定したもので、そのルーツは「嘉祥（かじょう）」という行事にあります。菓子が主役の行事で、江戸時代には公家や武家から庶民まで厄除招福を願って菓子を食べたとされています。
そんな「和菓子の日」にちなみ、老舗和菓子店「とらや」から4種類の期間限定の和菓子が販売されます。
和菓子の日にちなんだ「とらや」の期間限定和菓子４選
■１：江戸時代の菓子を再現した「嘉祥蒸羊羹」
江戸時代、嘉祥の行事で江戸城大広間に並べられた菓子のひとつを再現した「嘉祥蒸羊羹」です。
夏負けの防止効果があるとされる黒砂糖を加え作られた、小倉の蒸羊羹です。ほどよく弾力がある食感や小豆の粒感、黒砂糖のコクのある味わいをお楽しみください。
販売期間は2022年6月10日（金）～6月16日（木）。一部取り扱いのない店舗もあります。
■２：招福の願いが込められたおめでたいお菓子「嘉祥饅頭 3個入」
風味の異なる3種類のお饅頭です。黄色は薯蕷饅頭、紅色は新饅、茶色は利休饅で、それぞれ嘉定通宝の意匠、小槌形の焼印、「全国和菓子協会」マークの焼印が押されています。招福の願いが込められたおめでたいお菓子です。
販売期間は2022年6月10日（金）～6月16日（木）。一部取り扱いのない店舗もあります。
■３：縁起のよいお菓子の詰め合わせ「福こばこ」
道明寺製「なりひさご」、煉切製「はね鯛（紅・白）」、そぼろ餡に小豆の粒を加え、赤飯に見立てた蒸菓子の3種類が入った、縁起がよいお菓子の詰め合わせです。
販売期間は2022年6月10日（金）～6月16日（木）。販売店舗は、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO、御殿場店、京都一条店、京都四條南座店、京都髙島屋、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹となります。
■４：5日前までに要予約「嘉祥菓子7ヶ盛」
江戸時代末期に宮中に納められたお菓子をもとにつくられた、土器に盛った7種類の嘉祥菓子です。
こちらは要予約商品で、予約期間は2022年6月1日（水）～6月12日（日）、お渡し日が2022年6月14日（火）～6月16日（木）となります。注文はお渡し日の5日前まで。
販売店舗は赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO、京都一条店、京都四條南座店、京都髙島屋、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹で、6月16日（木）のみ店頭販売も行われます。
「とらや」の期間限定の和菓子を食べながら、昔の人のように、厄除招福を願うのも乙なもの。普段和菓子をなかなか食べないという方も、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部
