モノトーンは、引き締め効果やシックな印象を授けてくれる万能カラーです。改めてそんなカラーに頼って、初夏の街並みに映える着こなしを叶えましょう。
■1:リサ・エイケンは…抜け感テクを散らした白黒スタイルで初夏のお洒落を制する
『Neiman Marcus』のファッション、ライフスタイルディレクターのリサ・エイケンを、NYファッションウィーク中のストリートでキャッチ。
コーディネートの軸になるのは、潔さを感じる真っ白なシャツと黒のハーフパンツ。パンツはレザーを選ぶことで、表情がぐっと高まって、定番配色でもマンネリしません。さらに腰を落として穿く今季らしい着こなしで、印象を今っぽくブラッシュアップ。さらにシャツのボタンもたっぷり開け、抜け感を上乗せしました。
膝下からすらりと伸びる素足を、華奢ストラップサンダルで受け止めて。Tストラップがモダンなムードを醸し、スタイルアップ効果までもたらしています。仕上げに太さの異なるゴールドネックレスを重ね付けし、白黒の装いに華やぎを足せば都会派ムードがぐんと引き上がります。
■2:イザベル・ハートマンは…今季らしいグレーのセットアップを活用し楽々着映える
2022年5月、ベルリンでスナップされたインフルエンサーのイザベル・ハートマン。簡単に「絵になる」装いを叶えるなら、彼女のようなセットアップを活用したいです。
ジレとパンツのセットアップは、これからのシーズンにぴったりのアイテム。素肌に直接ジレをまとうことで、抜け感と涼しげな印象をアピールすることができます。さらにパンツは、今年トレンドのローライズで定番をアップデート。
淡いグレーの組み合わせに、白のスニーカーとミニバッグをプラスし、軽やかさと気張らない雰囲気を倍増させて。ひんやり涼しげな配色には、シルバーのジュエリーがよく似合います。
■3:ヴィクトリア・リーは…クリーンな白コーディネートをモダンな黒小物で支える
2022年5月に開催されたオーストラリア ファッションウィーク中にキャッチされた、モデルのヴィクトリア・リー。白を基調とした、爽やかな着こなしを楽しんでいました。
ミニマルな白のノーカラージャケットは、素肌にまとってセンシュアルな魅力を醸して。同色のカットソーを合わせるのはもちろん、黒のカットソーでインを引き締めた着こなしもおすすめです。そこにクリームホワイトの総レースストレートスカートを合わせ、ニュアンスをオン。レースならではの透け感が作用して、クリーンなムードが倍増しています。さらに上下とも適度にゆとりのあるサイズにすることで、抜け感もクリアしました。
小物は、白の相棒的存在である黒をチョイス。スクエアフォルムのワンハンドルバッグとトングヒールサンダルで、モダンさをトッピングすると垢抜け。
初夏の街並みに映える、モノトーンの着こなし術を海外スナップからお届けしました。定番配色ながらも、今っぽいシルエットや着こなしにこだわるとぐっと垢抜けます。シックにきまる色合わせなので、是非参考にしてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香