セミロングヘアの印象が強かったレベッカ・ホールは、ばっさりとショートカットにし、凛としたオーラを放っていました。ファッションとの相性も素敵で、コーディネートによって少しずつヘアアレンジも変えているようです。
ファッション、そしてショートカットのヘアスタイリング方法について解説します。
■1:カジュアルボーダーコーデはカラーをセレクトし今年らしくするとマンネリ知らず
5月19日は、ボーダートップスにシンプルなパンツを合わせたフレンチカジュアルコーディネートを披露。
定番のボーダートップスは、フレッシュなイエローを選ぶことで表情を明るく灯して。トレンドのブライトカラーで、今季らしい一枚です。ボーダーの白に馴染ませるように、パンツはオフホワイトをセレクトしまとまりよく。
引き締め役は、黒ほど強くならず、明るいコーディネートにマッチする赤みブラウンのサンダル。タングルストラップが、夏らしい趣を演出しています。そしてデニム素材と思しきブルーのチェーンストラップを添え、カラー×カラースタイルを堪能していました。色同士の組み合わせにチャレンジできるのも、抜け感のあるカジュアルがベースだからこそ。仕上げにワックスを揉み込んだ無造作ヘアで、コーディネートの完成度を高めました。
■2:ハンサムな黒コーデはまさに抜け感のあるゆったりシルエットでこなれ顔へ
5月22日は、先ほどのフレッシュな配色のコーディネートとは真逆なブラックコーディネートに身を包んでいました。
ジャケットとパンツを合わせたマスキュリンな黒コーディネートは、ゆったりシルエットで身体を泳がせ抜け感を宿し、リラックス。ローライズのパンツが今年らしさを醸しています。さらにトップスにはウエストのサイド部分にカットワーク加工が施されているものをセレクトし、オールブラックを涼しげに誘導しました。
足元には、19日と同じブラウンのタングルサンダルを合わせ、さらなる抜け感を。ヘアスタイルはふわっとトップを巻き空気を含ませ軽やかに。グリーンのフレームがキャッチーなサングラスとモダンなゴールドイヤリングが相まって、こなれ感たっぷりです。
■3:淡いピンクと黒のコントラストが美しいスーツスタイルは、フラットシューズで適度にドレスダウン
5月24日には、19日と22日とはまた違った雰囲気の、淡いピンクスーツを活用しました。
ニュアンス漂う柔らかなピンクのスーツは、丈がやや長めのジャケット、スリット入りのパンツで抜け感を両立できます。トップスにはスーツのしなやかさが引き立つ、クリームホワイトをチョイス。
柔和な色を引き締めるべく、小物は黒のパンプスとクラッチバッグを選択。煌びやかなビジューが華やかなシーンにマッチします。パンプスはフラット、そして踵が覗くタイプなので気負いない雰囲気にまとめるのにぴったりです。ヘアスタイルは、前髪がサイドに流れるように、少しウェットな質感にすればピンクのスーツスタイルにしっくり。
抜け感作りが絶妙な、レベッカ・ホールのコーディネートを3選ご紹介しました。日々のさまざまなシーンで参考にすることができるので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香