ベージュをメインにした着こなしはトレンドに関係なく、大人の女性を輝かせます。どのように取り入れればいいか、アレクサンドラ・ラープの着こなしを見ていきましょう。

■1:フレアスカートで…ゆるっとシャツをドライなカラーでまとめて辛口ムードに

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キャンバス素材が組み合わせられているので、ボストンでも軽やかさをアピールできます。

フレアスカートの日は、グレージュのシャツをインにしてすっきりスマートな印象に。同じトーンを重ねた色合わせは、統一感がありリッチさが際立ちます。彼女のようにウエスト高めの位置に細ベルトでマークすれば、引き締まって見えてスタイルアップ!

くすみカラー2色のシックなトーン合わせでも、キャメルのベルトやバッグのレザー部分のピリッとしたスパイスづけによって、シャープさが生まれることも覚えておくべきポイント。彩度もリッチさもあるキャメルはベージュ系の着こなしの差し色に最適なんです。

■2:ワイドパンツで…ストライプのBIGジャケットでハンサムさをさらに加速

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ハットをプラスすると、さらにすらっと背が高く見える効果にも。

麻素材と思われるワイドパンツは、変わりストライプのメンズライクなジャケットでハンサムに仕上げていました。膝から下もフレアシルエットに広がっていて迫力あるシルエットなので、トップスにはこれに負けないくらいのインパクトあるデザインがバランス良好です。

インにはボディにフィットしたタイトなインナーを投入し、女性らしさを強調。胸元とジャケットの袖をまくった肌見せが抜け感になって、軽快さの決め手に! 足元は、スリッパタイプのぺたんこミュールを投入。ヒールではないのでリラックスした印象につながり、今どきの着こなしを完成させています。

■3:ショートパンツで…ジャケットのセットアップはラメニットで華やかさを光らせて

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時計やバングルもゴールドをセレクト。手元で華やぎを演出すると大げさにならずこなれた雰囲気に。

ジャケットとショートパンツを同素材のセットアップで合わせ、インにはブロンズ系のラメニットをコーディネート。

ふんわりと優しい雰囲気がするクリームイエローのセットアップは、ボトムがフルレングスだと単なるコンサバスタイルになってしまいますが、ショートパンツなので軽快さが光ります。インに着たニットの濃い目の色味が引き締め効果になりつつ、全体的にはパステルトーンにまとまっていて、理想的な辛口のエレガンスに。

足元はフレアスカートに合わせたものと同じ、ベーシックなヒールパンプスです。女子力高めなアレンジによって、ショートパンツとのテイストミックスが実現しています。


スカート、ワイドパンツ、ショートパンツと、どんなときも、軽快でリッチな雰囲気に仕上げ、今旬ムードでベージュを着こなしたアレクサンドラ・ラープ。彼女が取り入れていたエッセンスを、これからのおしゃれに反映させてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀