暑い夏に白ワンピースを選ぶなら、クリームホワイトなどの柔らかなトーンではなく、ひんやり感のあるぱきっとしたキレの良い白をセレクトするのがおすすめです。ご紹介する三人のセレブやインフルエンサーたちも、シャープでキレの良い白をまとうことで、冷涼感だけでなくスタイリッシュさを叶えていました。

■1:アマンダ・ホールデンは…総レースのフェミニンディテールもぱきっとした白なら甘くなりすぎない

両手の開くショルダーバッグで、適度な抜け感をプラス。
両手の開くショルダーバッグで、適度な抜け感をプラス。

ロンドンにあるラジオ局から出てくるところをキャッチされた、歌手のアマンダ・ホールデン。着回ししやすい白シャツワンピースを活用していました。

総レースで一見甘い印象のアイテムですが、ぱきっとした混じり気のない白がスタイリッシュさを添えているので、都会的なムードを確保することに成功しています。さらにボタンをたっぷり開けることで、裾がひらひらと揺れてドラマティック!

小物はワンピースの「白」に寄り添うナチュラルなオフホワイトやベージュをセレクトし、気品漂う夏コーディネートに仕上げました。

■2:ヴィクトリア・バーバラは…シルエットが計算された白ワンピースでモダンさ香る淑女な装いへ

膨らむところとしぼむところ、そのバランスがパーフェクトな大人の白ワンピースを活用。
膨らむところとしぼむところ、そのバランスがパーフェクトな大人の白ワンピースを活用。

第75回カンヌ国際映画祭開催中、街中でキャッチされたモデル、ブロガーのヴィクトリア・バーバラ。

ぽわんと膨らんだパフスリーブが特徴の立体的なワンピースで、顔周りを華やかに演出。キレの良い白、スクエアネックとクルーネックの良いところを双方取り入れたネックデザイン、裾が緩かにしぼむシルエットで、糖度のあるパフスリーブがエレガントに着地します。裾部分のさりげないハシゴレースが、さらなる軽快さに貢献。

サンダルは、ワンピースと同じカラーの華奢ストラップタイプを選び、エレガンスを後押し。そこにモノトーンの総柄ビッグトートバッグを加え、プレーンなワンピースをリズミカルに導きました。さらにタイトにまとめたヘアに、黒のリボンバレッタを加え絵になる装いをコンプリート。

■3:グリ・ヘリは…ボリュームたっぷりなテントラインワンピースでミニマルを成功させる

モードすぎない、けれどさりげないディテールで差がつくワンピースと小物を活用。
モードすぎない、けれどさりげないディテールで差がつくワンピースと小物を活用。

デジタルクリエイターのグリ・ヘリをコペンハーゲン ファッションウィーク開催中の街中でスナップ。ミニマルな白黒コーディネートが絵になる理由を紐解きます。

彼女が選んだ真っ白ワンピースは、裾が大きく広がるテントラインタイプ。ノースリーブで上半身がコンパクトになっているので、膨張して見える心配がありません。目を引くシルエットときりっとしたホワイトで、存在感たっぷり。

白のシャープさを引き立てるべく、小物は相棒的カラーである黒をセレクト。コンフォートサンダルとデザインストラップがアクセントのショルダーバッグを選び、シックな配色に程よい抜け感を授けて。

仕上げに、ヘアはざっくりまとめつつ、小粒イヤリングでツヤを宿せば、リラックスとスタイリッシュが共存した、真夏の白黒コーディネートが完成です。


夏の太陽の光で眩い存在感を発揮する、真っ白ワンピースを使った着こなし術を海外スナップからお届けしました。冷涼感のあるカラーなので、街中で映えること間違いなし。ぜひ、ご紹介した3人の着こなしを参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香