6月25日の軍隊記念日、公式インスタグラムに凛々しい迷彩服姿でトレーニングに参加した昨年の様子をポストした英国・ケンブリッジ公爵夫人のキャサリン妃。ウィリアム王子と初めてパパラッチされたのはスイスでのスキー旅行の際でしたが、ボートからサッカーまでこなしアウトドアも得意な彼女は、スポーツウーマンならではの颯爽としたスタイルで、あらゆる装いを洗練された印象に着こなします。
なかでもエレガントでありながらヘルシーな「白ジャケット」は、キャサリン妃の快活なイメージに抜群に寄り添うアイテムのひとつ。夏の日差しに映えるその最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:優美なインパクト!品格と迫力に溢れるホワイトワントーン
2022年6月22日にイギリスのロンドンのウォータールー駅で開催された、国立ウィンドラッシュ記念碑の除幕式に出席した際のスナップです。彼女のウェディングドレスも担当したデザイナーが手掛ける、英国ブランドのセットアップを着用。いつもよりモード感高めでエッジーな着こなしに、新鮮な印象が漂います。
ポインテッドトウのパンプス&ミニバッグもホワイトで統一し、シャープでモダンなスタイリングに仕上げて。幾何学的なシェイプのイヤリングはロンドンベースのブランドのもの。ミニマルな装いにフェミニンなアクセントを加えています。
■2:粋な小物使いでファストファッションをエレベート!
2022年6月8日にロンドン・ブレントを訪れた際は、ファストファッションブランドのジャケットで登場。スタイリング能力の高さを見せつける、まさにキャサリン妃風「高見え」コーデです。
洗練ポイントは、コーディネートの色味をホワイト&紺の上品な2カラーに抑えたことと、小物選びの秀逸さ。特にジャケットとリンクしたトーンのクラッチは、今っぽいイントレチャート風デザインで着こなしの完成度をアップしています。
ジュエリーは、ダイアナ元妃が残したサファイアの婚約指輪とカラーストーンのイヤリングでさらにノーブルさを高めて。ベーシックな装いながら、さりげなく垢抜けた印象が漂います。
■3:チアフルカラーをプラス!躍動感あるホワイトを堪能
2022年3月23日、ジャマイカ・キングストンのショートウッド・ティーチャーズカレッジを訪れた際は、英国ブランドのセットアップにオレンジのインとバッグを合わせたコーディネートを披露しました。
6月22日にも白ジャケットをセットアップで着用していますが、シルエットの違いや合わせるインナーで全く異なるテイストに仕上げています。こちらは、モード感抑えめで、差し色オレンジの効果で親しみやすく、ジャマイカの空気感のように明るい印象。ブラウスとラフィアのバッグはロンドンブランドのものです。
パールのイヤリング&ブレスレットのまろやかな輝きが、陽気なカラーリングに上品さを添えています。
清々しさを感じるしなやかなラインで、存在感輝く着こなしを見せるキャサリン妃。最旬トレンドよりも似合うおしゃれを優先するからこそ自身が輝き、エレガントさが際立つ彼女のスタイル、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子