流行に関係なく優雅さと涼しげな雰囲気を印象づける、白のレーストップス。どんなボトム&小物と合わせて、シンプルなカジュアルをリッチにクラスアップしているか見ていきましょう。
■1:キャロライナ・アドリアナ・ヘレラは…愛らしいカットワーク×メリハリ配色で切れよく上品に
デザイナー、キャロライナ・ヘレラの娘で、母とともに香水のプロデュースなども手がけるキャロライナ・アドリアナ・ヘレラ。スペイン、マドリッドでキャッツされたときは、全体にカットワークが施されたコットンブラウスに、黒のフレアスカートを合わせていました。
袖口と裾がスカラップのようになっているデザインが表情豊かで、軽やかな印象に仕上がっています。白と黒のキリリとシャープなモノトーン配色だから、カットワークでも甘く見えずスマート! 透かし柄のカットワークは、白なら特に夏らしく涼感も十分なので、ぜひ取り入れてみてください。
■2:デニス・ブッシュクアールは…アシンメトリーなデザインなら辛口のモードさが光って
ブロガー、スタイリスト、エディターと多岐に渡り活躍しているデニス・ブッシュクアールが、パリでキャッチされたときの着こなしです。左の肩から身ごろにかけて斜めにレースがあしらわれたトップスに白パンツを組み合わせたオール白の着こなしを楽しんでいました。
透け感のあるレース部分は涼しげに見え、半身だけなのでスタイリッシュさが際立っています。肩にデザインされた3つの金ボタンが切れよく、引き締まって見せるのに有効です。まさに1枚で絵になるトップスと、オール白でまとめたこととの相乗により着映え効果抜群に。
■3:メリッサ・ブノワは…ベーシックなデニムの装いが爽やかフェミニンにアップデート
女優、メリッサ・ブノワは、L.A.でのプライベートなシーンをスナップされていました。
襟から胸元にかけてレースがプラスされたトップスに、クロップド丈のデニムをコーディネートして爽やかに。
レースはフリルとともにVラインにあしらわれているので、甘くなりすぎずスマートな印象に仕上がっています。
ギャザーが施され、たっぷりとした袖とのバランスも良好で、まさに甘&辛のテイストミックスに。ややウォッシュがかかったデニムでカジュアルに仕上げると、フェミニンさにこなれたムードが加わって、理想とする品のいいカジュアルが完成します。
レーストップスを着こなした3人のSNAPをお届けしました。白がもつ清潔感と、レースが軽やかかつ涼しげなムードを印象づけ、夏らしい着映えが実現できます。シンプルなスタイルをベースに、華やぎ力も十分あるおしゃれにTRYしてみては。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀