尾花ケイコさん×望月律子さんが緊急対談!昼から夜へのスイッチもスマートに叶える「洋服とメイクの洗練バランス」とは?
ピンクとネイビー、洋服の色に合わせてメイクを変える洗練効果がわかったら、より幅広いシーンに応用したいもの。(※これまでの特集記事【「ピンク&ネイビー」人気2大カラーを着る日の洗練メイク大研究】は記事末にリンクがあります。ぜひご参照ください!)
尾花さんと望月さんが、ナイトシーンのアレンジ例を提示しつつ、洋服×メイクの洗練バランスを叶える極意を明かします。
◆Pink×Night Make「大人の余裕でチャレンジを楽しむ、それがメイクの洗練に差をつけます」尾花さん
【Pink × Night Make】:昼間の強い日差しの下ではやや気恥ずかしいグリッターも、夜の落ち着いた照明の下では高度な遊び心を感じさせる。
下まぶたの中央に黒目の幅でグリッター用プライマー(チューブ)をのせ、グリッター(左のケース)をフィックス。頬に濡れたように艶めくシルバーのニュアンサーを重ねて、目元の輝きと調和させ、顔の骨格を際立たせるメリハリを演出。
尾花ケイコさん×望月律子さんが緊急対談!「洋服×メイクの洗練バランスを叶える極意」
編集部(以下、編):今回はピンクとネイビーの洋服×メイクの洗練バランスについてお話をうかがいます。
望月さん(以下、M):大人にとってメイクは毎日の習慣ですが、洋服に合わせて丁寧に変えている人は意外と少ないかもしれないですね。
尾花さん(以下、O):確かに。メイク好きさんにはファッションまで気持ちが届いていない人も多いし、その逆のケースもあるでしょう。
編:ちぐはぐ感で、顔と首から下が別人格のようになってしまうわけですが…何に気をつけるべきですか?
O:まずは、肌の質感の統一感でしょうか。とりわけ肌の露出が多い夏、重くマットな顔はトゥーマッチで、老けて見えてしまうこともあります。
M:洋服もメイクも、季節感は見逃せない洗練ポイントですね。
O:それ以外にも洋服のコーディネートとメイクには共通点がありますね。洋服も着たい色であることはもちろん、肌映えも大事でしょう?
M:そうですね。きれいな色の洋服を例にとると、大人の女性にはブライトカラーよりもスモーキーな色のほうが、肌映りがいいと思います。
編:さらにそれを大人っぽく着るとなると、メイクをどう変えたらいいのか、悩んでしまいます。
O:がらりと変える必要はありません。いつものメイクを基本に何かひとつ、変えるだけでも。
M:洋服とメイクのバランスをとる、なんて改めて構えると難しく感じてしまいますよね。なりたい女性像からアプローチするといいのでは?
編:それでいうと今回の洋服は、意志的でエレガントなプレシャス世代のONスタイルがイメージです。ピンクは凛として女らしく、ネイビーはモード感がありかっこよく…。
O:そのために、品格や知性が表れる目元メイクを基本にしています。ピンクの着こなしには、肌になじみつつ辛口なグレイッシュカラーを選択。ネイビーには、ベージュをベースに鮮やかなブルーを丁寧になじませたり、ぼかしたり…ひと手間かけて品よくさりげなく仕上げています。
M:「さりげなく素敵」って大事ですよね。洋服でも日常の着こなしをほめられることがうれしいように。
O:加齢と共にまばらになったまつげを隠しアイライナーでカバーしたり、血色と肌のハリをチークで補ったり。ネガティブな問題を自然に払うこともポイントです。
編:「さりげなく」は、昼メイクを生かしつつ、目元のグリッターで更新した夜メイクにも表れていますね。
M:ドレスアップしたいからとファンデーションを重ねたり、赤口紅に手を出したりしがちですが、この抜け感のある華やかさが今らしい!
O:重くマットな肌や口元が目立つメイクでは、トータルバランスが崩れてしまう。光や輝きで華やぎを足すのが正解なんです。
M:ドレスアップのために大ぶりアクセサリーを投入する時代もあったけれど、今は、こなれ感が大切です。ジュエリーのレイヤードで抜け感のある華やぎを演出するのと同じですね。
O:そう、かつての「自分流」を頑なに貫いてばかりいてはダメ(笑)。洋服のコーディネートと同じように、精神的な余裕で新しいチャレンジを楽しむことが、「洗練メイク」の極意です。
◆Navy×Night Make「統一感を意識しながら効かせる…メイクも、洋服のコーディネートと同じ発想ですね」望月さん
【Navy×Night Make】:目元に深みを出して夜モードにシフト。上まぶたは、ネイビーラメを黒目の中央から目尻にかけて切れ長にON。
ネイビーのマスカラとの相乗効果でミステリアスな眼差しに。リップは、クリアな発色でシルキーに艶めくヌーディベージュ。色ではなく質感で格の高いエレガンスを表現。
●これまでの特集記事【「きょうはピンクを着る!」日の “洗練メイク術” オフィスで浮かずに夏映えさせるには?】はこちら
●【大人色 “ネイビー”を着る日の【洗練メイク術】上品&知的なネイビーで旬の華やぎを!】はこちら
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- PHOTO :
- 石倉和夫(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 望月律子
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- Atsuko
- COOPERATION :
- プロップス ナウ
- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、五十嵐享子(Precious)