この夏のレースワンピースの着こなしは、羽織ものや小物によって、カジュアルなこなれ感をプラスするのがおすすめです。お手本のSNAPから、おしゃれのセンスを磨きましょう。

■1:アライン・カプランは…羽織りにしたGジャンがテイストミックスになり軽快さがアップ

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バッグは万能なグレージュの力を借りて、リッチさを演出しています。

ドイツで活躍中のブロガー、アライン・カプランが2022年5月末にベルリンで見かけられていました。ウエストのほんの一部以外、さまざまな種類のカットワークレースが施されたレースワンピースは、一着で華やぎをもたらす主役級の仕上がりです。

これにウォッシュのかかったGジャンを羽織ると、きちんとした印象からこなれたカジュアルスタイルへ一気にシフトされます。フラットなレースアップサンダルを選んだことも、今季らしいリラックス感をアピールできて見逃せません。もし暑い場合は、ウエストに腰巻きすればOKです。

■2:レティシア王妃は…レースアップのエスパドリーユで引き締まって見せて美脚を強調

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エスニックプリントのバッグで夏らしいスパイスを加えてキリッと。

スペインのレティシア王妃が、ヨーロッパのセレブリティに人気のリゾート地、メノルカ島でキャッチされたときの着こなしです。

白ワンピースはバスト部分がゴムシャーリングになり、その下から裾にかけて、カットワークの大きなフラワーモチーフがデザインされています。全体的に細身のIラインで、切り替えのギャザーによってやや広がった美しいシルエットです。

こんな1着を引き立てているのが、足首にクロス状にレースアップしたエスパドリーユ。ウェッジになった厚底はもちろん、リボンをレースアップしているので、脚のいちばん細い部分が強調され、スタイルアップできます。甘さのあるデザインのレースワンピースをシャープに見せる効果にもつながり、おすすめです。

■3:デーナ・ローマラーは…斜めがけしたミニバッグのポップな彩りが白レースをアクティブに

ハイカットのスニーカー×女性らしいソックスで、足元でもテイストミックスを。

2022年6月、デュッセルドルフでキャッチされていたブロガー、デーナ・ローマラー。胸元が広くV字に開いて、ややパフスリーブが愛らしいレースワンピースを愛用していました。

この1着を単品で見ると、ややロマンティックなムードが強く、甘さが目立ちます。彼女のようにオレンジのバッグを斜めがけに、足元はハイカットのスニーカーでアクティブに、というようなカジュアルさをテイストミックスすると、センスのよさが光って新鮮です。

バッグの色も淡くなく、はっきりとしたビビッドカラーだと甘さを軽減させてくれます。フラットサンダルでもフィットしますが、ハイカットのスニーカーだとこなれ感が際立ち、足元の存在感が強い仕上がりに。


白いレースワンピースをカジュアルダウンして着こなしていた3人にスポットを当てました。羽織りものやバッグ、足元などでこなれた雰囲気に仕上げると今っぽく新鮮です。今季らしいリラックス感もアピールできるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀