真ん丸フォルムが新鮮なニュアンスづけになり、やさしく女性らしいイメージも十分なショルダータイプのかごバッグ。おしゃれファッショニスタたちの取り入れ方をご紹介します。

■1:ソフィー・ヴァン・ダニエルズは…ジャケットが主役の辛口スタイルに軽快さをプラス

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ヌーディー感の強いトングサンダルなら、よりアクティブさが高まります。

ドイツを中心に活躍するデジタルインフルエンサー、ソフィー・ヴァン・ダニエルズは、ベルリンで見かけられていました。

メンズライクなジャケットにブラトップを合わせ、ロング丈のニットスカートを黒×白でコーディネート。肌見せで抜け感を出しつつ、辛口さが光るフェミニンスタイルは、まさに今シーズンのトレンドそのもの! そんな着こなしに丸型のかごバッグを合わせると、涼しげな風合いと軽快さが高まります。丸型のソフトさによって、かっちりしすぎない、やさしいムードをアピール。ヴィジュアル面において夏らしいおしゃれっぽさと、フェミニンさを両立しています。

■2:アマンダ・デリーは…黒のワンピースを夏らしく明るい印象にアップデート

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ピアス、時計、足元のスニーカーに白を投入し、バッグとリンクさせています。

パリでキャッチされていたのは、バレエダンサー、アマンダ・デリー。胸元が深めに開いたデザインの黒ワンピースを愛用していました。ジャージー素材なので、ボディラインを拾いがちですが、丸型のかごバッグを斜めがけにしていることから、気になる腰周りのカバー効果にも。

丸型フォルムかつ色も白ということで、黒ワンピースとモノトーンになりメリハリがついています。小物をすべて白で投入するアレンジも、黒を明るく見せる効果につながりおすすめです。重たく見えがちなロング丈の黒ワンピースを、軽やかに見せているお手本といえます。

■3:エミリー・タイラは…夏ムード満点のエスニックスタイルの完成度を確実に高めて

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ヘアをまとめることで涼しげな雰囲気を盛り上げ、エスニックテイストにマッチ。

女優、エミリー・タイラがロサンゼルスでショッピングしていたときの着こなしです。

エスニック調のプリントワンピースに合わせていたのは、バリ島発祥のかごバッグ。インドネシアに自生するシダ科の植物、アタの茎の部分が使われ、細かい編み目が特徴的です。これが丸型のフォルムになると、スタイリッシュでセンスのよさが光ります。独特の色味と細かな編み方によって、夏のエスニックスタイルがより本格的に仕上がり、全身のアクセントに。

エスニック系のコーディネートだけでなく、流行に関係なく毎夏使える万能性もあり、嬉しい限りです。


丸型フォルムのバッグを愛用していた3人のコーディネートにクローズアップしました。ソフトな雰囲気が香るフォルムによってやさしいムードをもたらし、着こなしの上品なインパクトになります。
軽快さもアピールできるので、ぜひ注目してください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
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EDIT&WRITING :
佐野有紀