色、素材、ディテールにこだわって… 思い思いの「コンシャスワンピース」を使って、感度の高い装いを完成させていた海外セレブたち。シンプルな装いになりがちな夏だからこそ、改めてお洒落することの楽しさを思い起こせるような着こなしをピックアップしました。
■1:ヴィクトリア・ベッカムは…夏に映えるカラー×カラーは上品さをベースにして
スタイリッシュな着こなしを度々キャッチされているヴィクトリア・ベッカムは、ぱっと見て華やかさが伝わる、軽快なワンピースを活用していました。
カラーアイテムが豊作の今季。ワンピースもまとうだけで気分が高揚するようなピンクをセレクトし、生き生きとフレッシュな面持ちへ。マットで落ち感のある素材、そしてウエストが絞られてふんわりと広がる優美なシルエットを選べば、甘さが控えめになり大人に似合うバランスに着地します。
カラーアイテムを引き立てたいとき、小物はベーシックカラーを選ぶことが定番ですが、彼女のようにさらにカラーを重ねれば今季らしさを追求することができます。かすかにくすんだブルー、そしてポインテッドトゥをセレクトし都会派ムードを加速。
■2:ナオミ・ワッツは…風をはらむシアーワンピースでどんな時でも絵になる佇まいへ
2022-23年の秋冬オートクチュールコレクションに訪れていた、女優のナオミ・ワッツ。彼女は素材に特徴のあるワンピースをセレクトし、優雅な夏のブラックスタイルを叶えました。
歩いているとき、風をはらんだとき… どんなシーンを切り取ってもドラマチックな表情になるシアー素材のワンピースは、涼しげで重くならないので、まさに「夏の黒」といえるアイテムです。繊細さを感じるプリーツ加工や、デコルテ部分のドット柄が品の良さをアシスト。
小物も黒をセレクトし、調和の取れた装いへ。バングルやイヤリングを使ってゴールドを散らせば、ツヤが宿って表情豊かな着こなしに着地します。
■3:アレッサンドラ・アンブロジオは…モードなワンピースは柔和な配色にこだわり品の良さを両立
第75回カンヌ国際映画祭に訪れていた、モデルのアレッサンドラ・アンブロジオ。デザイン性の高いウエストコンシャスワンピースを活用し、モードな着こなしを楽しんでいました。
スパゲッティストラップでヘルシーな肌見せが楽しめるワンピースは、キュッとしぼられたウエストに大胆なスリットが入っており、ひねりの効いたお洒落を味わうことができます。躍動感のあるアイテムなので、歩くたびにスカート部分がばさっと動いて格好良さまでアピールできます。
同素材のパンツを重ねたモダンな着こなしも、優しげなイエローベージュを選ぶことで品の良さと親しみやすさを確保。さらにサーモンピンクのバッグで柔和なトーンの着こなしにすれば、気品漂うコーディネートが完成します。
夏のマンネリスタイルから一気に脱却でしる「ウエストコンシャスワンピース」を海外セレブのスナップからご紹介しました。改めてお洒落する楽しさを堪能できるワンピースに身を包めば、気分が高まること間違いなし。ぜひ、今回ご紹介した3人の着こなしを参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香