SNS時代のスタイルアイコンとして人気を博すジャンヌ・ダマスは、生粋のパリジェンヌ。まったくテイストの違う3コーディネートのかごバッグの持ちこなし方にも、おしゃれセンスが光っていたので、チェックしてください。

■1:クールな装いの日は…デニムジャケットにかごの風合いをミックスさせて軽快さを強調

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足元は抜け感のあるミュールを投入。色も白なので軽やかに見えます。

2022年7月初旬、パリのファッションウィークで見かけられたときの着こなしです。デニムのジャケットに黒のフレアシルエットのパンツを合わせていました。

ジャケットはボタンをぴったり閉めて1枚で着用していて、どちらもダークな色味なのでやや沈んだ雰囲気になりがち。ワンハンドルの小さめサイズのかごバッグを投入することで、かごの風合いが清涼感をもたらし、軽やかなムードを印象づけます。ややクラシックなデザインなのでクール系の装いとのテイストミックスになって、こなれ感をアピール。

ジャケットを着用するパンツスタイルの日に、取り入れてみてください。

■2:モードな装いの日は…タイトな黒ドレスにパープルのかごバッグがこなれたアクセントに

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ヌーディータイプのフラットサンダルなら、リラックス感ある印象が高まります。

パリでキャッチされた2022年7月初旬のこの日は、ボディにフィットした黒のドレスで登場。

胸元が大きく開いたミニ丈のドレスは、1着だけだとコーディネート感がなくさみしく見えてしまいます。パープルのバケツ型のかごバッグによって着こなしに立体感が加わり、一気にハイセンスな雰囲気に。深いパープルの色とゴールドプレートが付いたデザインも、華やぎあるモードさの決め手になっています。

ヒール靴だと、フェミニンになりすぎてしまう懸念もあり、フラットサンダルにして大正解です。リラックスムードにまとまり、今っぽさ抜群に。

■3:エレガントな装いの日は…真っ赤なワンピースが畏まりすぎずセンスよくカジュアルダウン

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コインネックレスを胸元のアクセントに。イエローゴールドが華やぎをプラスします。

カンヌ映画祭のイベントでSNAPされた日は、真っ赤なワンピースを着用していました。フォーマルなイメージが強いワンピースは、かっちりフォルムのレザーバッグだときちんと感が出てしまいます。

彼女がセレクトしたかごバッグは、編み目に表情があるラフなデザインで、これによってクラシックなワンピースがカジュアルダウンできます。サイズは小さめだとドレスアップ感が出て、ぴったりマッチします。ヌーディーさのある細ストラップの黒サンダルとともに、夏らしく軽やかさが盛り上がるので、こんなアプローチを参考にしてみてください。


おしゃれファッショニスタ、ジャンヌ・ダマスの3パターンのかごバッグスタイルをご紹介しました。クール、モード、エレガントな日と、テイスト別にさまざまなタイプを持ち分けていて、幅のあるおしゃれを楽しんでいました。ぜひお手本にして夏らしいかごバッグスタイルを楽しんでください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀