ワンツーコーデが主軸となる気温の高い日。ひとつひとつのアイテム選びにこだわることで抜群の洒落感を演出することができます。今年はぴったりとしたタンクトップとゆるっとリラックスしたシルエットのパンツの、メリハリの効いたバランスが人気。シンプルだけれどほんのりモード感も楽しめる、そんな装いをファッション賢者のスナップからご紹介します。

■1:マリア・バルテチコは…きちんと感とモード感のバランスが秀逸なハンサムコーデ

トップス_1,ワイドパンツ_1,ファッションニュース_1,大人コーデ_1,夏コーデ_1,セレブ_1
個性的なアイウエア&ブラントボブが個性をアピール

ドイツ在住スタイリストのマリア・バルテチコをデュッセルドルフのストリートでキャッチ。ブラックのタンクトップにグレーのパンツを合わせた、ドライなカラーリングの装いです。

タンクトップは腕周りのカッティングが深く、襟元が詰まった旬のライン。ホワイトでなくブラックを選んだことで、より洗練された雰囲気に。タックパンツはワイドなシルエットで、トップスとのコントラストが際立ちます。センタープレス入りなので、タンクトップと合わせてもカジュアル過ぎることなくきちんと感もキープ。長めに垂らしたベルトが縦ラインを強調してすっきり見えを叶えています。

足元はトレンドのグルカサンダルで洒落感を高めて。ビッグなトートバッグの意外性が気負わないムードを添えて、こなれたスタイルを完成。

■2:トニ・ガーンは…エッジーなタンクトップを取り入れてグッと垢抜けた印象に

トップス_2,ワイドパンツ_2,ファッションニュース_2,大人コーデ_2,夏コーデ_2,セレブ_2
今っぽいディテールでシックな色使いながらマンネリを回避

2022年5月18日、第75回カンヌ国際映画祭で撮影されたモデルのトニ・ガーンは、ブラウンのタンクトップに、ブラックのパンツを合わせて。タンクトップの装いに慣れて、もう一歩冒険したい…そんな人はこんな大胆なデザインを取り入れてみては? 腕周りのユニークで大胆なラインが着こなしに新鮮さを加え、一気にモードなコーディネートに仕上げてくれます。

パンツの艶素材とホワイトのバッグが優美な印象を高めて。足元はギャザーデザインのプレイフルなサンダルをセレクト。仕上げにホワイトフレームのサングラスで軽やかな抜け感を添えています。

■3:アレッサ・ウィンターは…落ち感パンツが女らしさを強調!しなやかベージュワントーン

トップス_3,ワイドパンツ_3,ファッションニュース_3,セレブ_3,大人コーデ_3,夏コーデ_3
アビエイターシェイプのサングラスが辛口なムードをプラス

2022年5月31日、ベルリンのストリートに登場したインフルエンサー、アレッサ・ウィンター。ニュートラルなトーンで統一した、シンプルシックなスタイルを披露しました。タンクトップはボートネックのストレートな襟元がエレガント。上品な一枚に合わせたのは、対照的な気負わないムードのワイドレッグカーゴパンツ。コントラストのある組み合わせながら、トーンを揃えたことで洗練されたムードに。

足元も同じベージュを選び、ニュートラルトーンのしなやかな魅力を堪能して。手にしたブラックレザーバッグがクラス感を高め、ネックレスの艶めきが全身を女らしくまとめています。


「ぴたトップス×ゆるパンツ」の最旬バランスを大人にふさわしいシックで落ち着いた雰囲気に仕上げた3名をご覧いただきました。身にまとうアイテムが少ない時期だからこそ、ディテールにこだわって抜群の洒落感を漂わせてみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子