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プロフィール


 

名前:トニー・レオン(Tony Leung)
出身:香港
生年月日:1962年6月27日

香港のテレビ局TVBの俳優養成所時代からTV番組で活躍。アイドル的な人気を博し一躍スターに。1983年頃から映画界に進出し、1992年映画『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』でブレイクしました。2000年映画『花様年華』で、香港人として初めてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、国際派のスターへ仲間入り。以降、さまざまな作品で主演を務める、香港を代表する名俳優に。

私生活では、2008年に20年来のパートナーであった女優カリーナ・ラウとブータン王国で挙式、結婚。子どもはもうけていません。

「若いころ」「昔」の写真14選


まず最初に、トニー・レオンの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1995年(33歳)ベニスにて

 

2000年5月(37歳)カンヌ国際映画祭

 

2000年(38歳)ニューヨーク『花様年華』パーティー

左から、ウォン・カーウァイ、マギー・チャン、トニー・レオン
左から、ウォン・カーウァイ、マギー・チャン、トニー・レオン。

2002年12月 (40歳)映画『HERO』プレスカンファレンス

 

2004年(42歳)カンヌ国際映画祭

 

2005年2月(42歳)映画『ソウル攻略』北京プレミア

 

2006年12月(44歳)映画『傷だらけの男たち』プレミア

 

2006年12月(44歳)映画『傷だらけの男たち』プロモーション

 

2006年12月(44歳)香港にて

 

2007年3月(44歳)アジア・フィルム・アワード

 

2007年6月(45歳)Celebrations For Upcoming 10th Anniversary Of Hong Kong's Return To China

 

2007年8月(45歳)第64回ベニス映画祭

 

2007年9月(45歳)トロントにて

 

2008年6月(46歳)映画『レッドクリフ』プレスカンファレンス

 

「映画」代表作9選


ここからは、チェックしておきたいトニー・レオンの代表出演「映画」をご紹介します。

『恋する惑星』(1994年)

香港でさまざまな賞を受賞し、ウォン・カーウァイ監督はもちろん出演者たちも脚光を浴びた作品。

あらすじ:失恋したばかりの警官663号(トニー・レオン)は行きつけの飲食店で新入り店員のフェイ(フェイ・ウォン)と親しくなる。663号の元恋人からの手紙を勝手に開封したフェイは、同封されていた合鍵で663号の部屋に忍び込む。

『ブエノスアイレス』(1997年)

ウォン・カーウァイ監督の同性同士の恋愛を描いたラブストーリー。カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した。

あらすじ:関係修復のためアルゼンチンを旅するゲイのカップル、ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)は、道中に喧嘩別れてしまう。ひとりになったファイは、旅費を稼ぐためにドアマンとして働いていると、そこへウィンが客として現れた。ウィンは、ファイが暮らすアパートに転がり込んでくる。

『花様年華』(2000年)

 

ウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』の続編ともいわれている作品。トニー・レオンはこの作品でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。

あらすじ:1962年の香港。ジャーナリストのチャウ・モーワン(トニー・レオン)は、妻が隣人の夫と不倫関係にあることに気づく。不倫をされている同士であるチャウと隣人の妻であるスー・リー・チェン(マギー・チャン)は互いに惹かれ合うようになる。しかし、ふたりの関係もまた周囲の人に知られるようになってしまう。

『インファナル・アフェア』(2002年)

香港ノワールを代表する作品。シリーズ化され、その後2本の続編が製作された。

あらすじ:元不良少年のラウ(アンディ・ラウ)はマフィアのボスに才能を見出され、警察学校に送り込まれた。一方、警察学校で優秀な成績を収めていたヤン(トニー・レオン)は、能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられる。正反対の境遇の青年ふたりは、それぞれの組織で頭角を表していくが……。

『2046』(2004年)

2004年5月 カンヌ国際映画祭。左から、木村拓哉、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、チャン・ツィイー。
2004年5月 カンヌ国際映画祭。左から、木村拓哉、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、チャン・ツィイー。

ウォン・カーウァイ監督。『欲望の翼』『花様年華』の2本と同じ流れを汲む内容となっており、設定や登場人物も共通しているところが多い。

あらすじ:日本のビジネスマンであるタク(木村拓哉)は、ホテルのオーナーの娘ワン・ジンウェン(フェイ・ウォン)の恋に落ちるが、周囲の反対を受け文通すらままならない。作家のチャウ・モウウン(トニー・レオン)は、彼らの恋愛を手助けするうちに影響を受け、SF小説「2046」の執筆に取り掛かる。

『傷だらけの男たち』(2006年)

右は、金城武
右は、金城武。

『インファナル・アフェア』を手掛けた監督・スタッフによる、トニー・レオンと金城武が主演のクライム・サスペンス。

あらすじ:元刑事の私立探偵、ヤウ・キンボン(金城武)は、恋人を失ったことから酒浸りの生活を送っていた。元上司であるラウ・チンヘイ刑事(トニー・レオン)は、スクツァン(シュー・ジンレイ)と結婚し幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけにふたりは再会する。

『レッドクリフ』(2008年)

2007年5月 北京 プレスカンファレンス。左から、トニー・レオン、ジョン・ウー、金城武
2007年5月 北京 プレスカンファレンス。左から、トニー・レオン、ジョン・ウー、金城武。

中国文学の四大古典小説とされる「三国志演義」をもとに赤壁の戦いを描いた作品。後に後編となる『レッドクリフ Part II 未来への最終決戦』も公開された。トニー・レオンは呉の孫権に仕えた水軍の将・周瑜を演じた。

あらすじ:三国時代の中国。劉備(ヨウ・ヨン)は部下の諸葛孔明(金城武)の提案で、孔明を孫権(チャン・チェン)のもとへ遣わせる。孔明は孫権の総司令である周瑜(トニー・レオン)と親交を深め、劉備と孫権の間に同盟を結ぶ。

『サイレント・ウォー』(2012年)

2012年7月 北京 プレスカンファレンス。
2012年7月 北京 プレスカンファレンス。

『インファナル・アフェア』を手掛けた監督・スタッフによる、スパイサスペンス映画。

あらすじ:1950年代、中国共産党の動向を探るために、国民党が設立した特殊部隊、701部隊。部隊では無線通信を傍受していたが、ある日通信が突然途絶えてしまった。新たな通信を探り出すため、聴覚の優れた人材として目は不自由だが聴力の発達した男、何兵(トニー・レオン)がスカウトされる。

『グランド・マスター』(2013年)

2013年1月 香港プレミア。左から、マックス・チャン、トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン
2013年1月 香港プレミア。左から、マックス・チャン、トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン。

ウォン・カーウァイ監督の伝記アクション映画。ブルース・リーの師匠ともいわれた男性の人生を描いた作品。

あらすじ:中国の武術家、葉問(イップマン)(トニー・レオン)のもとに、八卦掌の重鎮である宮宝森(ゴン・バオセン)(ワン・チンシアン)が訪ねてくる。宝森は、葉問と弟子の馬三(マーサン)(マックス・チャン)を後継者候補としていたが、娘の宮若梅(ゴン・ルオメイ)(チャン・ツィイー)も名乗りを上げる。

「妻」の写真8選


トニー・レオンは1980年代後半からカリーナ・ラウと交際を始め、以降20年以上に渡ってパートナー関係にありました。ファンからも結婚が待ち望まれていたふたりは、2018年に正式に結婚。ブータン王国で挙式をしたことも大きな話題となりました。ここからは「妻」との写真をピックアップ。

女優として活躍しているカリーナ・ラウ

2004年5月 カンヌ国際映画祭。
2004年5月 カンヌ国際映画祭。

1980年代後半から20年以上交際していた

2000年5月 カンヌ国際映画祭。左から、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、マギー・チャン、ウォン・カーウァイ
2000年5月 カンヌ国際映画祭。左から、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、マギー・チャン、ウォン・カーウァイ。

2008年にブータン王国で結婚

20011年3月 第5回 アジア・フィルム・アウォード
2011年3月 第5回 アジア・フィルム・アウォード。

2012年1月 映画『大魔術師Xのダブル・トリック』香港プレミア

 

2013年5月 第66回カンヌ国際映画祭

 

2013年11月 台湾台北 チャン・チェン結婚式にて

 

2017年4月 上海ファッションフィーク A/W 2017

 

2019年11月 上海 2019 Tatler Ball Event 

 

「男前遍歴」17選


次に、40代から50代の「男前遍歴」をお届けします。自然体で飾らない、トニー・レオンの魅力を堪能してください。

2009年3月(46歳)北京 映画『楽園の瑕』プレミア

 

2009年9月(47歳)北京 Cartier Treasures exhibition at the Forbidden City 

 

2011年10月(49歳)北京 中国ファッションウィーク S/S 2012

 

2012年1月(49歳)映画『大魔術師Xのダブル・トリック』北京プレミア

 

2013年8月(51歳)映画『グランド・マスター』ニューヨーク スクリーニング

 

2013年11月(51歳)第50回 ゴールデン・ホース・アウォード

 

2014年2月(51歳)第64回 ベルリン国際映画祭

 

2014年2月(51歳)第64回ベルリン国際映画祭 クロージングセレモニー

 

2014年5月(51歳)クロムハーツ 北京 オープニング

 

2015年1月(52歳)映画『擺渡人』(日本未公開)プレスカンファレンス

 

2015年4月(52歳)第34回 香港映画祭

 

2016年12月(54歳)映画『See You Tomorrow』(日本未公開)プレスカンファレンス

 

2016年12月(54歳)映画『See You Tomorrow』(日本未公開)香港プロパガンダ

 

2018年1月(55歳)映画『モンスター・ハント 王の末裔』プレスカンファレンス

 

2018年8月(56歳)映画『レイダース 欧州攻略』香港プレミア

 

2019年5月(56歳)北京にて

 

2019年6月(57歳)第22回上海国際映画祭

 

「現在」の写真2選


2022年、60歳を迎えたトニー・レオン。過去に出演したウォン・カーウァイの監督作品『恋する惑星』『天使の涙』『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』の4Kレストア版が公開され、トニー・レオンにも改めて注目が集まっています。
2022年にはフェリックス・チョン監督、アンディ・ラウと共演した映画『金手指』が公開予定。今後も活躍が期待されますね。

2020年12月(58歳)上海 Dragon Television New Year Gala

 

2021年2月(58歳)映画『Once Upon a Time in Hong Kong』香港プレスカンファレンス

 
この記事の執筆者
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