「狩人」って「かりうど」?「かりゅうど」?正確な読み方は?
明日・9月15日は『石狩鍋記念日』です。北海道石狩市で結成された石狩鍋復活プロジェクト「あき味の会」が制定した、「本場の石狩鍋を広くPRしよう」という願いの込められた記念日になります。9月が石狩市で鮭が穫れる時期であることと、9月15日を9(く)1(い)5(ごろ)と読ませる語呂合わせから、この日が選ばれました。石狩鍋…鮭の身のぶつ切りを野菜などとともに味噌仕立てにした、北海道を代表する郷土料理の一つですね。鮭は日本の食卓の定番食材ですが、いつも焼き魚ばかり…という方は、ぜひ、石狩鍋に挑戦してみてはいかがでしょうか?
本日は「石」「狩」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「石斑魚」ってなんと読む?
「石斑魚」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:コイ科の淡水魚の一種です。
<使用例>
「川釣りで石斑魚が大漁だったの!おすそ分けよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 石斑魚(うぐい)です。
「石斑魚(うぐい)」は、日本全国の河川に生息するコイ科の淡水魚です。
「うぐい」という呼び名の由来は、鳥の「鵜(う)」が食べる魚であることから来ており、見た目を表現した「石斑魚」に、呼び名が当てられたもの…と言われています。
釣り魚としても人気の高い魚種で、昨今は、女性にも釣りを楽しむ方が増えているようですので、身近に、例文のような事も起こるかもしれません(笑)。甘露煮、南蛮漬け、塩焼きなど、さまざまな調理法でいただけるお魚です。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「狩人」ってなんと読む?
「狩人」という日本語の読み方として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:かりうど
2:かりゅうど
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:かりうど 2:かりゅうど の両方です。
「狩人(かりうど/かりゅうど)」は、「かりびと」という読み方が音変化した言葉です。「人」という字が音変化して「うど」と読まれる例は、他にも「仲人(なこうど)」「若人(わこうど)」などがごさいますね。「狩人」は、「かりうど」なのか「かりゅうど」なのか?と問われると、正解に自信が持てない…と言う方もいらしたかと思います。正解は「狩人(かりうど/かりゅうど)」で、どちらで読んでも正解なのです。
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本日は、9月15日『石狩鍋記念日』のトリビアと、「石」「狩」いう字の入った日本語から、
・石斑魚(うぐい)
・狩人(かりうど/かりゅうど)
などの読み方についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『語源由来辞典』(株式会社ルックバイス)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱