国内外8施設を展開し、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。全国各地の「星のや」では、地域の特色や名産を活かしたアクティビティが続々と提供されます。
本記事では、全国にある「星のや」から冬におすすめの宿泊プランや冬限定のお食事メニューを厳選してご紹介します。
地域の食を楽しむ宿泊!「星のや」5施設の冬のグルメアクティビティ
■1:山梨県の風土が生み出す日本酒を堪能「山麓のSAKE滞在」/星のや富士
日本初のグランピングリゾート「星のや富士」で2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)まで提供されるアクティビティが「山麓のSAKE滞在」です。
富士山を起点とした湧水を使用する笹一酒造の日本酒を通じて、山梨県の風土が生み出す日本酒の魅力を学ぶ、2泊3日の滞在プログラムです。
日本酒を味わうだけでなく、日本酒の仕込み水の水源を辿るショートトレッキングや、酒蔵見学なども含まれたプランで、山梨県の良質な水の豊かさを知り、日本酒の魅力に存分に触れることができます。
滞在プログラムでは、日本酒作りに使用される酒米で作られる甘酒粥をメインとした和朝食や、猪肉や季節の野菜に、甘酒と豆乳を使った出汁を合わせた「甘酒ぼたん鍋」など、日本酒について楽しみながら学べる特別なお食事も提供されます。
グランピングマスターのサポートのもと、「野燗炉(のかんろ)」と呼ばれる、屋外で燗を楽しむ際に使用する調理器具で串焼きを仕上げ、日本酒を好みの温度に温めて味わうなど、日本酒好きにはたまらない極上のひとときを過ごせそうです。
対象は満20歳以上の宿泊者で、1日1組(1~2名)限定、公式サイトにて2週間前までの受付が必要です。
問い合わせ先
- 星のや富士
- TEL:050-3134-8091(星のや総合予約)
- 住所/山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
■2:発酵食品とフレンチの技法を組み合わせた鍋を楽しむ「朝鍋舟あそび」/星のや東京
東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)の期間、炬燵舟で朝焼けを望みながらお食事を堪能する「朝鍋舟あそび」が提供されます。
朝に勝どき橋から出航し、浜離宮恩賜庭園や高層ビルを望みながらレインボーブリッジまで向かう炬燵舟。朝焼けに向かってゆっくりと進む舟からは、美しい冬の朝の景色を望むことができます。
船上で提供されるのは、総料理長考案の「発酵ねぎま鍋」。免疫力を高めると言われる発酵食品とフレンチの融合を楽しめるコース料理「Nippon キュイジーヌ ~発酵~」の要素を取り入れたお鍋で、まぐろを部位ごとに堪能できるコース仕立てとなっています。
部位ごとのまぐろの味の違いや食感の違い、スープの味の変化など、ひと口ごとに異なるおいしさが楽しめる内容です。料理に合わせたワインペアリングも楽しんで。
星のや東京宿泊者を対象としたアクティビティで、1日1組(2~4名)限定。公式サイトにて14日前までの予約が必要です。
問い合わせ先
- 星のや東京
- TEL:0570-073-066(星のや総合予約)
- 住所/東京都千代田区大手町1-9-1
■3:一棟貸し切りの空間で楽しむ「冬山の晩餐 ~ジビエ懐石~」/星のや軽井沢
「星のや」の始まりの地でもある、長野・軽井沢の「星のや軽井沢」では、2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)の期間、「冬山の晩餐 ~ジビエ懐石~」が提供されます。
メインは、猪やうずら、うさぎや鴨など、冬山の恵みであるジビエを、日本料理の仕立てで味わう特別夕食。一棟貸し切りの空間にカウンター席を設け、日本酒やワインのペアリングとともに楽しめるという夕食です。
料理人が目の前で仕上げてくれる多彩なジビエ料理の数々。信州でもあまり出回らない「穴熊」を使用した赤ワイン煮や、身が締まり、歯ごたえが特徴の「雉」を使用した椀物など、普段はなかなか食べられないお料理ばかり。
冬にうれしい温かいお鍋料理には、山の恵みである「鴨」と、海の恵みである「ふぐ」を使用したはりはり鍋が提供されます。
お食事は1日1組(2名まで)限定で、星のや軽井沢宿泊者限定です。公式サイトにて10日前24:00までに予約が必要です。
問い合わせ先
- 星のや軽井沢
- TEL:0570-073-066(星のや総合予約)
- 住所/長野県軽井沢町星野
■4:プライベートダイニングとバーで楽しむ「泡盛ディスカバリー」/星のや沖縄
沖縄・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」では、2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)の期間、琉球王朝時代から続く泡盛の本質に触れる「泡盛ディスカバリー」が販売されます。
泡盛を楽しみ、歴史や文化を通して新たな魅力を知ってほしいと、2021年より提供が始まった本アクティビティ。今年は伝統の酒器で味わう古酒が用意されるほか、星のや沖縄の空間を生かしたプライベートダイニングでの夕食が加わりました。
泡盛に精通する星のや沖縄のスタッフのサービスを受けながら、新たな泡盛の楽しみ方を発見することができるアクティビティです。
プライベートダイニングでの夕食を終えた後は、道場に設えられたプライベートバーにて、夜更けまで泡盛を楽しむことができます。
バーでは県内各地の酒造から、20種類以上の泡盛を楽しむことができるほか、9種の肴を詰め込んだ「泡盛ダイアログセット」なども味わうことができます。スタッフがおすすめするグラスや飲み方を聞きながら、自分好みの最高の相性を探求することができますよ。
本アクティビティは1日1組(2名まで)限定のプランで、公式サイトにて2週間前までの予約が必要です。
問い合わせ先
- 星のや沖縄
- TEL:0570-073-066(星のや総合予約)
- 住所/沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
■5:島の食文化を反映したディナーコース「島テロワール」/星のや竹富島
沖縄・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」では、2022年12月10日(土)より、島の天地人がおりなす美食「島テロワール」の料理コンセプトのもと、今冬のディナーコースが提供開始となります。
新料理として登場する「Deatsのクネル シェーブルクリームソース」は、大豆や芋が中心だった竹富島の食文化から着想を得た温野菜です。
植物由来食品「Deats(ディーツ)」に、沖縄で盛んに栽培されていたキャッサバ芋の粉(タピオカ粉)や豆乳などを混ぜ合わせ、フランス料理の「クネル」に仕上げたひと皿です。フランス料理の技術を植物由来食品を用いた、サステナブルな新料理をご堪能あれ。
年間の平均気温が24度、冬でも平均18度前後と温暖な気候の竹富島。お食事は風通しのよいダイニングにて行われます。
またお食事の前には、時間の経過とともに移り変わる美しい空を眺めながら、屋外でアペリティフが楽しめるなど、まさに冬の竹富島ならではの楽しみ方ができる滞在となりそうです。
お食事は宿泊者限定での提供で、公式サイトにて前日までに要予約となります。
問い合わせ先
- 星のや竹富島
- TEL:0570-073-066(星のや総合予約)
- 住所/沖縄県八重山郡竹富町竹富
単なる宿泊にとどまらない、全国の「星のや」の冬のアクティビティ。地域の特色や特産品を生かした体験やお食事を通して、思い出に残るひとときをお過ごしくださいね。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美