今年発表された新作ウォッチのなかから、プレシャス世代にふさわしい名品をカテゴリーごとに選出する「Precious ウォッチアワード 2022」。5回目となる今年は、これまで以上に秀逸な作品が出揃いました。
今回は「クラフツマンシップ賞」に輝いた、ブレゲ『クイーン・オブ・ネイプルズ 8918』をご紹介します。
「Precious ウォッチアワード 2022」審査員
今回も、高い審美眼と知識をもつ7名の審査員が吟味を重ね、珠玉の一本を選び抜きました。
【クラフツマンシップ賞】「グラン・フー・エナメル」の至高の輝きをまとった気高き名品|ブレゲ『クイーン・オブ・ネイプルズ 8918』
独創的なエッグシェイプのケースがアイコニックな、「ブレゲ」のレディスウォッチのフラッグシップコレクション『クイーン・オブ・ネイプルズ』。毎年のように新たな趣向を凝らしたモデルを展開し、過去にも幾度か「Preciousウォッチアワード」で受賞してきました。そんな絶対的名品が2022年、非常に高度なエナメル技術を用いた新作を発表! 多くの審査員たちから賛美の声が集まりました。
なんとも美しい艶をたたえた漆黒のエナメルダイヤル。これはひときわ高度な技術力を要する「グラン・フー」という技法によるもの。仕上がりは普通のエナメルより遥かに美しく、また、傷つきにくく変色しにくいという特性をもつため、半永久的にその輝きを失うことはありません。
800℃以上の高温で焼成される「グラン・フー・エナメル」。とろりとした質感の艶、漆黒なのに透明感さえ漂う稀有な美は見る人を陶酔させる。
サファイアクリスタル越しに、45時間のパワーリザーブを備えた自社製自動巻きムーブメントを見ることができるケースバック。
「この、ブラックの『グラン・フー・エナメル』を今、手にできるのは女性ならではの特権。少しジェラシーさえ覚える」(関口優)
高度なクラフツマンシップの賜物「グラン・フー・エナメル」から漂う凛としたエレガンスが、ふんだんにあしらわれたダイヤモンドと共鳴。モノトーンコーディネートのスパイスとして、手元で存在感を発揮する。
「ダイヤモンドセッティングにも定評のある “ブレゲ” が、自前のエナメル文字盤に贅沢にマッチングさせた非常に美しいジュエリーウォッチ。マニュファクチュールを謳うブランドでも文字盤まで手掛けるところは少なく、エナメルまでとなると片手で足りるのではないでしょうか。特に黒は平滑に保つのが困難で製作は至難を極めます。そこに挑んだ “ブレゲ” の矜恃に敬意を表したい」(関口 優)
「文字盤のブラックエナメルの美しさは、思わず息を呑むほど! エレガンスのなかにひそむ強さにも惹かれます」(立野リカ)
※掲載した商品は、すべて税込価格です。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 久富裕史(N°2/人物)、池田 敦(CASK/静物)
- STYLIST :
- 押田比呂美(人物)、関口真実(静物)
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(Perle)
- NAIL :
- 米倉瑠花(uka)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、安村 徹(Precious)