2022年11月11日に創業70周年を迎えた「ホテル椿山荘東京」。それを記念してメディア招待会が行われました。ここで発表されたのは、山縣有朋築庭145周年に向けて取り組む「令和 新十二景」と3か年計画で進めてきた「庭園プロジェクト」についての発表です。
素晴らしい「ホテル椿山荘東京」の庭園の様子と、この日提供された特別メニュー、そして新たな東京雲海にちなんだステイプランとハイティーをご紹介します。
山縣有朋築庭145周年に向けて取り組む「令和 新十二景」
「ホテル椿山荘東京」のある地は、古くは南北朝時代から富士山を望む「つばきやま」として親しまれていた場所であり、江戸時代には歌川広重が「名所江戸百景」としても紹介した風光明媚な場所。明治時代になってから、元帥陸軍大将の山縣有朋公がこの地を気に入り、本宅を置きました。
その際、合わせて作られたのが今も椿山荘を彩る美しい庭園です。政治家として有名な山縣有朋は、実はランドスケープデザイナーという一面も持っており、近代日本庭園の傑作といわれている「椿山荘」や「無鄰菴」、「古稀庵」などを手がけました。
この庭を舞台に、2020年から3か年計画で進めている「庭園復活プロジェクト」のひとつとして2020年に始まった「東京雲海と7つの季節」は、日本最大級のデザインアワード「日本空間デザイン賞2022」で銀賞を受賞。
また、今回発表された山縣有朋築庭145周年に向けて取り組む「令和 新十二景」は「庭園復活プロジェクト」のひとつとなり、有朋が愛した水景の復活を目指しています。
光の絶景スポット「森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」がスタート!
そんな由緒ある庭園では、椿山荘開業70周年を記念して「森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」が開始されています。
昨年から開始した「森のオーロラ」に、カナダのイエローナイフのオーロラを再現。静かな冬の夜に現れるという“奇跡の7分間”を目にすることができます。その後現れるのが「祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」。幻想的に輝く星空をイメージしたという演出です。
この演出に合わせて、閉園後の23:00以降に1日6組限定で庭園に入ることができるステイプランが登場。ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、オーロラをイメージした「オーロライブニングハイティー」が提供されています。
ステイプランでは、体が冷えないようにオリジナルタンブラーにいれたホットドリンクの提供も。庭園を独り占めしているような気分を味わうことができます。
「森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」は2023年2月7日(火)までの期間限定開催。19:00、20:00、21:00、22:00と1日4回の開催です。東京雲海の演出と合わせて、神秘的な夜を楽しんでくださいね。
絶品揃い!人気アミューズの試食も
また、メディア招待会では新メニューや人気アミューズの試食も行われました。
70周年を祝って作られたのは、メインダイニングのイタリア料理「イル・テアトロ」料理長・田畑成氏を中心にすべて手作りで仕込んだという「アニバーサリーアミューズ 70周年記念生ハム」。20か月熟成させ、丁寧に仕込まれたハムは、お酒好きにはたまらない塩加減と肉感。ジューシーな洋梨と一緒に口に含めば、幸せいっぱいになること間違いなしです。
こちらは、2023年1月4日(水)から「イル・テアトロ」のディナーコースのアミューズとして味わうことができます。
そのほか、オリジナルアミューズやオンラインストアで人気の「海老と黒あわび茸のシュウマイ」、椿山荘伝統の味である「茄子の鴫炊き」、ウエディングで人気の「カヌレ」も提供。どの味も、ホテル自慢の絶品揃い。老舗に恥じないクオリティは、舌を肥えさせること間違いなしでした。
長い歴史を紡ぐ中で、今もなお進化を続けている「ホテル椿山荘東京」。この冬は、オーロラが現れる雲海に包まれた特別な1日を過ごしてみては。
問い合わせ先
- ホテル椿山荘東京
- TEL:03-3943-1111(代表)
- 住所/東京都文京区関口2-10-8
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ
- EDIT :
- 小林麻美