2022年に発表された新作時計のなかから、時計を愛する賢者5人が選び抜いた確かな価値のある一本を、カテゴリーごとに選出する「MEN'S Precious ウォッチアワード 2022」。第5回を迎えた今回も、ラグジュアリーな時を刻む名作時計が一堂に集結!2022年で最も輝きを放った8部門の時計を発表します。
そのなかから今回は、“輝く時” を過ごした男性に贈られる「マン・オブ・ザ・タイム」を受賞した俳優の伊原剛志さんとともに、「MEN’S Precious エレガントウォッチ賞」に輝いた、“ブレゲ”の『クラシック 7337』をご紹介します。
「MEN'S Precious ウォッチアワード 2022」審査員
各界のプロフェッショナルがそれぞれの審美眼で厳正に審査!
【MEN’S Precious エレガントウォッチ賞】3年ぶりの新ダイヤル登場で、エレガンスの極みをのぞかせる|ブレゲ『クラシック 7337』
薄型の『クラシック』コレクションを代表するモデルはモダンさをさらに追求。オフセンターダイヤルにはより細かになったクル・ド・パリ装飾が、周囲にはグレンドルジュ装飾を施す。曜日&日付窓はシャープな印象に。
「クラシカルを極めることでモダンを見事に表現してしまう、その逆説的な手法に感嘆!」並木浩一
古(いにしえ)の懐中時計に着想を得たオフセンターダイヤルに繊細なギョウシェ彫りが施されたドレスウォッチに票が集まったのも、審査員全員が納得の模様。3年ぶりにダイヤルのディテールを変更した最新モデルの細かな変化に並木氏は着目する。
「手動旋盤で施される、麦の目状のグレンドルジュのギョウシェはいっそう細やかに。クラシックな意匠を、現代のセンスを織り交ぜながらアップデートしていくさまには、ブランドの意地がかいま見えます」
すごみさえ感じさせる仕上げを鑑みれば、「これぞ紳士のための時計」と守屋が評するのも納得だ。「シルバーカラーのダイヤルに、“ブレゲ” らしいブルー。そして、ローズゴールドのケースの配色も魅力。さりげなく着用している男性は、絶対にただ者ではないでしょう」と付け加える。
「これがエレガントでなければ、何がエレガントなんでしょう。レザーストラップのステッチの色合いや質のよさまで細部に抜かりがない。いつかは手にしてみたいですね」とDaisuke氏も憧れを口にした。
クラシカルを極めていくブランドの哲学が、細部を見れば見るほど感じられる一本といえそうだ。
ムーンフェイズディスクの月は、ハンマーで手仕上げされた味わい深い凹凸が肝。周囲の雲にはサンドブラスト加工でマットな質感を表現。
裏蓋からは薄型の自社製自動巻きキャリバー、502.3 QSE1が鼓動する様子を楽しめる。
“輝く時” を過ごした男性に贈られる「マン・オブ・ザ・タイム」は、俳優の伊原剛志さんが受賞!
※掲載した商品は、すべて税込価格です。
※文中の表記は、RG=ローズゴールドを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 川田有二(人物)、池田 敦(CASK/静物)
- STYLIST :
- 柴﨑 篤(GORI International Inc./人物)、関口真実(静物)
- HAIR MAKE :
- 山岸直樹(Rouxda')
- COOPERATION :
- BACKGROUNDS FACTORY
- WRITING :
- 高村将司
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)