おしゃれ賢者編|2泊3日の「Myスマートワードローブ」

洗練されたライフスタイルとおしゃれに注目が集まる“プレシャスキャリア”のおふたりに、2泊3日のワードローブと着こなしに加え、それにまつわるこだわりを教えていただきました!

今回は、料理家で「HITOTEMA」主宰の谷尻直子さんの「スマートワードローブ」をご紹介します。

谷尻 直子さん
料理家、「HITOTEMA」主宰
(たにじり なおこ)「現代の日本の母の料理」をコンセプトとしたレストラン「HITOTEMA」主宰。ベジタリアンの経験や8人家族のなかで育った経験を生かし、お酒に合いつつ体をいたわる食の提案を行う。Instagram:@naokotanijiri

気持ちが高まるおしゃれで2泊3日の非日常感を余すところなく味わう

週に一度、金曜日だけオープンする、完全予約制のレストラン「HITOTEMA」で腕をふるう谷尻さん。料理家やレシピ開発など、食の分野で幅広く活躍中で、ときには食をテーマとした講演会のため国内出張に赴くことも。

「歩くことが好きなので、歩きやすい格好がベース。もちろん講演の際は、清潔感が漂う装いを心掛けています。特にノーカラーブラウスは出張シーンのマストアイテム。きちんと見えるのに、首元の圧迫感がないからリラックスできて、私にとって理想的なアイテムです」

そんな谷尻さんの2泊3日のワードローブは、女らしくてとっても華やか!

「着ていてラク、汚れが目立ちにくい…という実用面だけで服を選ぶと、せっかくの出張+プライベートの旅が“我慢のもの”に。人生の“ハレ”と“ケ”でいうなら旅は“ハレ”。汚れたら洗えばいいや、くらいのおおらかな気持ちで、旅先でも心の躍るおしゃれを楽しみたいです」

■:DAY1・日中|クリーンかつ心地よい装いで移動→講演会を乗り切る

ブラウス_1,バッグ_1,靴_1,スカート_1,大人コーデ_1
すべて私物

谷尻さんの定番アイテム、白のノーカラーブラウスを軸に“トーガ プルラ”のアシメトリーなプリーツスカートや“セリーヌ”のヴィンテージバッグでひとひねり。

「“ローヘン”のブラウスは、今シーズン購入。立体的なデザインのおかげで一枚でも映え、人前に立つ場面でも重宝しています。脚さばきのいいプリーツスカートや“エルメス”の厚底ローファーを合わせると、移動中もノンストレスで過ごせて、品のいい着こなしに」

■:DAY1・夜|出張先でのビジネスディナーにはオールインワンを指名

ブレスレット_1,靴_2,パンプス_1
すべて私物

夜は、お仕事関係の方と現地の素敵なレストランに行くことも。

「“エムエスジーエム”のオールインワンは、背中側が白×黒のバイカラーで、バックオープンのデザイン。スタイリッシュなドレスアップ感を演出できるところがお気に入りです。シワになりにくい素材というのも心強くて! “プラダ”のシルバーパンプスと“Bijou R.I”のボリュームバングルでシャープさを効かせて、自分らしく、旅先での夜の時間を堪能します」

■:DAY2・日中|プライベートで茶屋や器屋巡り。まろやかな配色で上品に

靴_3,スニーカー_1,コート_1,パンツ_1,ブラウス_2
すべて私物

仕事のリサーチと趣味を兼ねて、茶屋や器屋を巡る2日目。

「アクティブに動く日は“ユナイテッドアローズ”のウール素材のドローストリングパンツに“コンバース×ノンネイティブ”のスニーカーが鉄板。エコファーコートや“ローヘン”のノーカラーブラウスも含め、全体が優しい色合いなので“マーク ジェイコブス”のロゴトートをポイントに。ブラウスは昨日と同じもので、ホテルのクリーニングサービスもよく利用します」

■:DAY2・夜|キャッチーなニットを主役にホテルディナーへ

ニット_1,パンツ_2,バッグ_2,靴_4,大人コーデ_2,旅行_1,旅コーデ_1
すべて私物

“ラインヴァンド”のニットは、ショルダーのふんわり感が愛らしい一枚。

「仕事柄、料理をする機会が多く、デザイン性の高い服はなかなか着られない。その反動か、外食時は“料理するのに向かない服”を着たくなるんです。旅先というシチュエーションも相まって、非日常を感じられる瞬間かもしれません。“メゾンスペシャル”の鮮やかなピンクのミニ巾着バッグをアクセントに、大人の遊び心が香る着こなしを目指しました」

■:DAY3|ボートネックトップスを重ねた暖かな服装で帰路へつく

バッグ_3,靴_5,スニーカー_2,ニット_2,スカート_2,大人コーデ_3,旅行_2,旅コーデ_2,トップス_1
すべて私物

防寒対策としてカーディガンを羽織る代わりに、谷尻さんが取り入れているのがウールのボートネックトップス。

「私の定番である、ブラウスやタートルニットに重ね着しやすくて、カーディガンより新鮮な印象になるのが魅力的。今シーズン“クラネ”で購入しました。ボトムは1日目と同じ“トーガ プルラ”のネイビープリーツスカート。シワになりにくいし絶妙なモード感が出るので、旅のワードローブに欠かせないアイテムです」

※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

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PHOTO :
佐藤 彩
EDIT&WRITING :
今村紗代子、古里典子(Precious)
スタイリング協力 :
金井あい