寒さ対策によって印象が重くなりがちな今こそ、高揚感をもたらし、ドラマティックな印象を授ける「冬スカート」の出番です！ 『Precious』1月号では【主役級「冬スカート」の極意】と題し、上品で華やかな「着映えフレアスカート」と凛とかっこいい「端正タイトスカート」の2大「冬スカート」の魅力をお届けしています。

今回はその特集のなかから、「端正タイトスカート」にフォーカス。スタイリストの古田千晶さんに伺った「端正タイトスカート」の着こなしルールについてご紹介していきます。

華やかな配色や大胆な小物使いが鍵！古田千晶的「端正タイトスカート」のルール

モード感のあるラグジュアリースタイルが巧みなスタイリストの古田さん。「端正なタイトスカートは、自立した女性にこそ似合うアイテム」と信頼を寄せます。ただし、定番的なボトムなので新しさの演出が不可欠とも。

「程よく崩すことと、上品さをキープすることのバランスが大切。タイトなシルエットを生かして全身Iラインにするのも美しいですが、今季はトップスにボリュームをもってくるのが新鮮です。そして足元にきれいなパンプスを合わせるのが、きれいに見える絶対ルール。

また、タイトスカートはあまりキリリと着ると威圧感が出てしまうことが。華やぎのあるワントーンでまとめると、こなれた雰囲気になって素敵です」

華やかな色合わせもトーンを揃えて上品に

華やかな色合わせでまとめたタイトスカートスタイル
スカート￥77,000（ストラスブルゴ）、コート￥129,800（ニアー〈ニアー ニッポン〉）、ニット￥92,400（J＆M デヴィッドソン 青山店）、ネックレス［上］￥46,200（エスケーパーズオンライン〈ハルポ〉）、［下］￥451,000（エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉）、バッグ￥119,900（ピエール アルディ 東京）、靴￥90,200（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）、サングラス￥58,300（グローブスペックス エージェント〈アーレム〉）

「定番的なレーススカートなので、トップスにボリュームをもたせたり、カラーニットと合わせたりして鮮度をアップ。ただし、全体のトーンはまとめて品のよさはキープを」

【LOOK！】ベッカムやロージーの強くて美しい着こなしが理想！

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ロージー・ハンティントン・ホワイトリーは、ベージュトーンに辛口小物を。
ベッカムとロージーの秋冬ルック
黒のレザータイトにゆるやかなカラーニットが新鮮なヴィクトリア・ベッカム。

「強く美しく自己管理できている女性というイメージで、ふたりともタイトスカートがよく似合って素敵」

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO ：
佐藤 彩
STYLIST ：
古田千晶
COOPERATION ：
Getty images
EDIT&WRITING ：
長瀬裕起子、池永裕子（Precious）
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