襟元をエレガントに演出するスカーフ。着こなしに品よく馴染みながらも品格や華やかさをグッとアップした、アン王女のスカーフ使いを参考にご覧ください。

■1:シャープな襟元に同系色のスカーフをひと巻きして優美さアップ

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ポインテッドトゥのパンプスで全身をキリッと引き締めて。

2022年4月27日、ロンドンの王立助産師大学 (RCM)をキャサリン皇太子妃と訪問した際のスナップです。シックなブルーグリーンのコートドレスは、フィット&フレアなシルエットとボックスプリーツがフェミニンな一着。かっちりとした襟元の上から、一段明るいトーンのスカーフをひと巻き。片方をフロントに垂らしてソリッドなコートのアクセントに。また襟元に加わった柔らかいボリュームが華やかさとエレガンスをグッと高めています。

■2:モダンなスタンドカラーに凛とコントラストカラーをのぞかせて

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スカーフともリンクするホワイトの、パールイヤリングで清々しい顔周りに。

2022年9月29日、スコットランド・エジンバラでの一枚です。スタンドカラーのジャケットとゆるやかに広がるミディ丈スカートのセットアップ。インナーには黒のタートルネックを合わせています。スカーフをシンプルに首にかけ、ショート丈で躍動感のあるジャケットの襟元からのぞかせるスタイリング。ダークトーンの装いに、清潔感あるメリハリを効かせてグッと垢抜けた印象に。

■3:ジャケット+シャツにはネクタイ風に巻いてモダンさを演出

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ブラウントーンのコーデに、ゴールドジュエリーを散りばめて洗練を高めています。

イギリスのソルトバーン・バイ・ザ・シーを訪れ、国立公園などを散策。アウトドアなイベントには、ベージュのセットアップで登場しました。ボックスシルエットのジャケットにタイトスカート、のクラシックなムードに小粋な遊び心を加えているスカーフ使い。シャツの襟の下に通してフロントでサラッとひと結び。着こなしに馴染むブラウントーンのプリントが、さりげなく着こなしにリズムをプラスしています。


チャールズ国王の妹、アン王女の多彩なスカーフの装いをお届けしました。トレードマークのアップヘアですっきりとした首元に、スカーフがベストマッチ。悪目立ちすることなく装いを盛り上げるテクニック、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子